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frown

当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。

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何の日 9月27日 2016

世界観光の日
「どこがいいかな」
「なあ、本当に行くのか?」
「ヒロさん、嫌なんですか?」
「そうじゃねぇけど…」
「けど?」
「お前、休み取れるのかよ」
「それは心配いらないです」
「やけに自信満々だな」
「当然です。新婚旅行なんですから」
「へ?」
#1日1のわヒロ
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何の日 9月25日2016

主婦休みの日
たまには俺が
「おはよう…ございます」
「おはよ」
「どうしたんですか?」
「俺だってこれくらいするし」
ちょっと破れた目玉焼きを皿にのせる
「食べていいんですか?」
「おう」
「いただきます」
エプロンごと抱きしめられて休日の朝が始まる
#1日1のわヒロ

何の日 9月24日 2016

畳の日
「落ち着くな」
深く息を吸って目を閉じる
「ガキの頃を思い出す」
「どんな思い出ですか?」
「どんなって、別に」
伸ばした手足をおさえつけて見下ろす瞳が近づいてくる
い草の香りに混じり合うように立ちのぼる熱に包まれて、忘れられない夜がまた1つ
#1日1のわヒロ

何の日 9月23日 2016

不動産の日
似た者同士だと思った
「好き」と伝えることもできずにただ見つめていた俺たち
あの頃の俺は
あの子の恋を見守りながら
その恋が破れることを願っていた
今はもう
お互いに見つけることができたようだ
一番居心地の良い場所を
ちゃんと笑える場所を
#1日1のわヒロ

「不器用な世界」

初めて好きな人ができて
初めて好きだと言われて
二人でいるのに
嬉しさが膨らむごとに
心の隅には不安も積もっていく
あなたが俺をどう想っているのか
俺がお前をどれくらい想っているのか
見えない想いを紡ぐには少なすぎる言葉を今日もそっと拾い集めている
#9月は毎日がのわヒロ記念日

何の日 9月22日 2016

秋分の日
花を供える背中を見つめる
「はじめまして」
ぺこりと頭を下げた野分の隣で俺は黙って頭を下げた
線香の煙が真っ直ぐに上る
「お前のとこも行くぞ」
軽くなった手桶を持ち直して手を差し出す
「はい」
空を横切るトンボを追うように俺たちは歩き出した
#1日1のわヒロ

何の日 9月21日 2016

ファッションショーの日
きっとなんでも似合うだろうに
あいつはいつも同じような服ばかりだ
だけど
「ヒロさーん」
長い廊下の向こうから
白衣の裾をひるがえして駆け寄る姿はどんなモデルより男前に見えるだなんて
「走ってくんなアホ」
絶対に言ってやらねぇ
#1日1のわヒロ

何の日 9月20日 2016

空の日
高く澄んだ空に鰯雲が浮かんでいる
あの頃は
同じ色を感じていたあいつと一緒に見上げる空が何よりも好きだった

「ヒロさん!」
見上げた俺の目にうつるのは、あたたかな瞳
「お待たせしました」
「おう」
俺の恋はどうやら空から降って来るものらしい
#1日1のわヒロ

何の日 9月19日 2016

苗字の日
「あ」
「どうした?」
「二人とも上條先生になりますね」
「すまん…」
「どうして謝るんですか?」
「お前の方が変わってしまうんだぞ」
「大丈夫です」
「そんな簡単に」
「大丈夫です」
あなたと家族になるためなら、俺は何を捨てても惜しくはない
#1日1のわヒロ

【歌】

リズミカルな包丁の音と
カチャカチャと食器を並べる音
合間をぬって聞こえてくる
「ヒロさん、朝ですよ」
甘く優しく歌うように名前を呼ぶ声
まるで
空から降ってくるようなその声は
あんまりにも柔らかいから
きっと夢だと
もう一度目を閉じる
#セカロマ深夜の真剣文字書き60分一本勝負

プロフィール

HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中

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