frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
何の日 12月18日
東京駅の日
「お疲れ様です」
驚いた顔をみつめながら旅行鞄を受け取る
「迎えに来る必要ねぇだろ」
「たまにはこういうのも」
光に彩られた駅舎を見上げる
「そう…だな」
「泊まっていきますか?」
「調子にのんな」
笑いながら同じ家へ帰る幸せをかみしめた
#1日1のわヒロ
「お疲れ様です」
驚いた顔をみつめながら旅行鞄を受け取る
「迎えに来る必要ねぇだろ」
「たまにはこういうのも」
光に彩られた駅舎を見上げる
「そう…だな」
「泊まっていきますか?」
「調子にのんな」
笑いながら同じ家へ帰る幸せをかみしめた
#1日1のわヒロ
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何の日 12月17日
飛行機の日
エンジン音とともに窓の外の景色が動き出した
前を歩き続けるあの人には走るくらいじゃ間に合わない
加速していく機体の中で膨らんでいく不安を振り払う
きっと追いついてみせる
離れていく滑走路を見下ろす
期待を両手に握りしめて俺は1人飛び立った
#1日1のわヒロ
エンジン音とともに窓の外の景色が動き出した
前を歩き続けるあの人には走るくらいじゃ間に合わない
加速していく機体の中で膨らんでいく不安を振り払う
きっと追いついてみせる
離れていく滑走路を見下ろす
期待を両手に握りしめて俺は1人飛び立った
#1日1のわヒロ
何の日 12月16日
電話創業の日
互いの声が途切れ沈黙が落ちる
「ヒロさん」
「なに?」
「好きです」
電話の向こうの息遣いに耳をすます
「…」
「好きです」
「…知ってる」
切れる直前の微かな声を拾って目を閉じる
きっと赤くなっている顔を思い浮かべながら白衣に手を通した
#1日1のわヒロ
互いの声が途切れ沈黙が落ちる
「ヒロさん」
「なに?」
「好きです」
電話の向こうの息遣いに耳をすます
「…」
「好きです」
「…知ってる」
切れる直前の微かな声を拾って目を閉じる
きっと赤くなっている顔を思い浮かべながら白衣に手を通した
#1日1のわヒロ
何の日 12月15日
観光バス記念日
白い手袋が窓の外を指す
例えば俺が運転手でヒロさんがバスガイドなら…
ダメだヘンな客がいるかも…
やっぱり俺がガイドでヒロさんが運転手で、一日中同じバスに乗って、同じ景色を見て過ごしたりできたなら…
「野分、着いたぞ」
「楽しみですね」
#1日1のわヒロ
白い手袋が窓の外を指す
例えば俺が運転手でヒロさんがバスガイドなら…
ダメだヘンな客がいるかも…
やっぱり俺がガイドでヒロさんが運転手で、一日中同じバスに乗って、同じ景色を見て過ごしたりできたなら…
「野分、着いたぞ」
「楽しみですね」
#1日1のわヒロ
何の日 12月14日
南極の日
誰もたどりつけはしないと思っていたのに
閉ざしていたはずの入り口はいつの間にか開けられていた
白馬にのっているのようなあいつを待っていたはずなのに
大きな犬のようなこいつが駆け寄ってきて
冷えきってかたまっていた俺を誰よりも強く抱きしめていた
#1日1のわヒロ
誰もたどりつけはしないと思っていたのに
閉ざしていたはずの入り口はいつの間にか開けられていた
白馬にのっているのようなあいつを待っていたはずなのに
大きな犬のようなこいつが駆け寄ってきて
冷えきってかたまっていた俺を誰よりも強く抱きしめていた
#1日1のわヒロ
【寒い日】
- 2015/12/14 (Mon)
- 140文字企画物 |
- CM(0) |
- Edit |
- ▲Top
渡された手袋に手を入れる
残っていた温もりが伝わってくる
一つの手袋を二人ではめて
二人の手を繋いで一つになって
凍てつく夜の道
あんなに寒かったはずなのに
夜空のお月様も俺の熱で溶けてしまうんじゃないかと思った
#セカロマ深夜の真剣文字書き60分一本勝負
#1日1のわヒロ
残っていた温もりが伝わってくる
一つの手袋を二人ではめて
二人の手を繋いで一つになって
凍てつく夜の道
あんなに寒かったはずなのに
夜空のお月様も俺の熱で溶けてしまうんじゃないかと思った
#セカロマ深夜の真剣文字書き60分一本勝負
#1日1のわヒロ
何の日 12月13日
美容室の日
「切ったんですね」
「ああ」
手を伸ばして触れた髪の毛が指の間から逃げていく
「お前もそろそろ切らねぇとな」
「そうですね」
伸びた自分の前髪と短くなった茶色い髪が重なりあう
いつもと違う香りを消すように引き寄せた襟足から指を這わせていった
#1日1のわヒロ
「切ったんですね」
「ああ」
手を伸ばして触れた髪の毛が指の間から逃げていく
「お前もそろそろ切らねぇとな」
「そうですね」
伸びた自分の前髪と短くなった茶色い髪が重なりあう
いつもと違う香りを消すように引き寄せた襟足から指を這わせていった
#1日1のわヒロ
何の日 12月12日
漢字の日
あの頃、俺が知らなかった言葉をたくさん知っていたくせに
どうして分からないんだろう
どうして気づいてくれないんだろう
お前が俺の中に入りこんでしまっていることを
「不法侵入」
ボソリと呟いた声は決して届くはずはなく一人の部屋にしみこんでいった
#1日1のわヒロ
あの頃、俺が知らなかった言葉をたくさん知っていたくせに
どうして分からないんだろう
どうして気づいてくれないんだろう
お前が俺の中に入りこんでしまっていることを
「不法侵入」
ボソリと呟いた声は決して届くはずはなく一人の部屋にしみこんでいった
#1日1のわヒロ
何の日 12月11日
胃腸の日
1番最初に捕まったのはきっとここだから
「美味い」
「よかったです」
湯気の向こうで笑う顔
「たまにはお前の好きなもの作れよ」
「ヒロさんと食べるとなんでも美味しいです」
盛大に噎せながら自覚する
捕まえられた胃もココロも逃れることはできない
#1日1のわヒロ
1番最初に捕まったのはきっとここだから
「美味い」
「よかったです」
湯気の向こうで笑う顔
「たまにはお前の好きなもの作れよ」
「ヒロさんと食べるとなんでも美味しいです」
盛大に噎せながら自覚する
捕まえられた胃もココロも逃れることはできない
#1日1のわヒロ
何の日 12月10日
アロエヨーグルトの日
「忙しくてもちゃんと食べて下さいね」
「わかってるって」
「明日は俺が作ります」
「明日って、お前、夕飯まだだろ」
「夕飯よりヒロさんがいいです」
「てめぇこそちゃんと食えってんだ」
返事の代わりに塞いだ唇は甘酸っぱかった
#1日1のわヒロ
「忙しくてもちゃんと食べて下さいね」
「わかってるって」
「明日は俺が作ります」
「明日って、お前、夕飯まだだろ」
「夕飯よりヒロさんがいいです」
「てめぇこそちゃんと食えってんだ」
返事の代わりに塞いだ唇は甘酸っぱかった
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中