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frown

当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。

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カウントダウン 11

「朝っぱらからなんて顔してんだよ」
「すみません」
「また上條サンか?」
「面白がらないでください…」
ニヤニヤと笑う先輩を睨みつける
「安心しろ。落ちこんでる暇はないからなー」
「はい」
白衣を着て顔を上げる
立ち止まるわけには行かない
#1日1のわヒロ
#カウントダウン 11
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何の日 11月11日 2016

ポッキープリッツの日
なんでポッキーを選んでしまったんだろう
黒い瞳の放つ熱に溶けてしまいそうだ
必死に目の前のチョコを見つめる
鼻先が触れそうになって思わず目を閉じる
カリッと砕ける音とともに甘ったるい舌が絡む
「俺の勝ちです」
勝てるわけがねぇ…
#1日1のわヒロ

カウントダウン 10

一緒に朝ご飯を食べたり
コーヒーを淹れてあげたり
そんな時間がとれたなら
「いってきます…」
動かない布団の山に声をかける
顔を見て、声を聞いて、その手を握りしめたなら
「寒い」
玄関のドアを開けて歩き出す
俯いた顔に風が強く吹きつけてきた
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ⑩

何の日 11月10日 2016

エレベーターの日
「おい…」
「二人っきりですね」
「アホか」
「ダメですか?」
「ダメに決まってんだろ」
開いたドアの向こうへ蹴りとばす
「ったく。そういうのは部屋に入ってからにしろって」
「はい!」
うっかり口にした本音ごと玄関に引きずりこまれた
#1日1のわヒロ

カウントダウン 9

ドアが開く音に目を開ける
「ヒロさん」
「…いたのかよ」
「おかえりなさい」
アルコールの味がする唇
「飲んで来たんですか?」
「お前もだろ」
落とされた言葉に手が止まる
「あの、それは」
「おやすみ」
冷えた空気と煙草の匂いだけが残った
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ⑨

カウントダウン 8

「ただいまです」
そっと開けたドアの先は冷え切っていた
「ヒロ…さん?」
見慣れた壁も家具もなぜだか今夜はやけによそよそしい
こんなに遅くまで、仕事なんだろうか…
ソファーに座りこんで目を閉じる
誰もいない部屋に時計の針の音だけが響いた
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ⑧

カウントダウン 7

賑やかな声とともに店を出る
「野分、同じ方向だろ?そいつ頼んだぞ〜」
「はい」
笑いながら足元をふらつかせる同僚に手を貸す
「大丈夫ですか?」
ぶら下がるように腕を引かれて歩き出す
早く帰りたい…
キンと冷えた夜空を見上げてため息をこぼした
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ⑦

カウントダウン 6

「無理です」
「少しだけ顔出せよ」
「嫌です」
「その代わり22日なんとかしてやるから」
「…本当ですか?」
「モチロン」
「じゃあ…」
「はい、草間先生参加決定っと」
「すぐ帰りますからね」
つきあいも大事だろ、と叩かれた肩がやけに重い
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ⑥

カウントダウン 5

「野分、メシ食いながらため息つくなよ」
「すみません」
「昨日会えたんじゃねーの?」
「会えたっていうか」
結局ヒロさんに近寄ることもできなかった
「なんなら俺がもっとカワイイ子紹介してやるけど」
「ヒロさんより可愛い人なんていませんから」
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ⑤

カウントダウン 4

久しぶりに顔をあわせたのに
「どうした?」
「着替えを…取りに」
「そっか」
すり抜ける様に寝室へ入る背中に触れることもできなかった
どうしたんだろう
疲れている?
それとも…
1人残されたリビングで、会えた喜びは不安に塗りつぶされていった
#1日1のわヒロ
#カウントダウン ④

プロフィール

HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中

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