frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2015.08.02
何の日 8月1日
- 2015.08.01
何の日 7月31日
- 2015.07.30
何の日 7月30日
- 2015.07.29
何の日 7月29日
- 2015.07.29
何の日 7月28日
- 2015.07.28
何の日 7月27日
- 2015.07.26
何の日 7月26日
- 2015.07.25
何の日 7月25日
- 2015.07.24
何の日 7月24日
- 2015.07.23
何の日 7月23日
何の日 8月1日
花火の日
「始まったぞ」
「今年は間に合ってよかったですね」
「これも買っておいてよかったな」
真新しい縁台に並んで座る
「きれいだな」
「はい」
「お前、ちゃんと見ろよ」
「見てますよ」
瞳の中に映る大輪の花を見つめながら、色づく頬に手を伸ばした
#1日1のわヒロ
「始まったぞ」
「今年は間に合ってよかったですね」
「これも買っておいてよかったな」
真新しい縁台に並んで座る
「きれいだな」
「はい」
「お前、ちゃんと見ろよ」
「見てますよ」
瞳の中に映る大輪の花を見つめながら、色づく頬に手を伸ばした
#1日1のわヒロ
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何の日 7月31日
ブルームーン
月があんまり綺麗だから
誰もいない部屋で言い訳をする
グラスのロゼがいつもより甘く感じるのもきっと気のせいだ
輝く満月を眺めながら飲む
甘ったるいおまじないを唱えたりは…しない
「ただいまです!」
それでも月は願いを叶えてくれたらしい
#1日1のわヒロ
月があんまり綺麗だから
誰もいない部屋で言い訳をする
グラスのロゼがいつもより甘く感じるのもきっと気のせいだ
輝く満月を眺めながら飲む
甘ったるいおまじないを唱えたりは…しない
「ただいまです!」
それでも月は願いを叶えてくれたらしい
#1日1のわヒロ
何の日 7月30日
梅干しの日
「見るだけで唾液が出ます」
「そうだよなぁ」
「疲労回復にも効きます」
「確かに」
「本当にすごいんです」
「暑い季節にはぴったりだな」
「暑いときだけじゃなく一年中食べたいです」
「好きな時に食えばいいんじゃねえの?」
「いただきます」
#1日1のわヒロ
「見るだけで唾液が出ます」
「そうだよなぁ」
「疲労回復にも効きます」
「確かに」
「本当にすごいんです」
「暑い季節にはぴったりだな」
「暑いときだけじゃなく一年中食べたいです」
「好きな時に食えばいいんじゃねえの?」
「いただきます」
#1日1のわヒロ
何の日 7月29日
福神漬の日
「カレーにしようかと思って」
「いいな」
二人で一つのカゴに材料を入れていく
「後は、」
「コレか?」
俺がいつも買う福神漬の袋をヒロさんが手にしている
「はい」
「なに笑ってんだよ?」
「嬉しくて」
「そんなに好きか?」
「大好きです」
#1日1のわヒロ
「カレーにしようかと思って」
「いいな」
二人で一つのカゴに材料を入れていく
「後は、」
「コレか?」
俺がいつも買う福神漬の袋をヒロさんが手にしている
「はい」
「なに笑ってんだよ?」
「嬉しくて」
「そんなに好きか?」
「大好きです」
#1日1のわヒロ
何の日 7月28日
菜っ葉の日
「なんでだろう…」
「どうしました?」
「同じおひたしなのに野分の作ったのは美味い」
「ヒロさんのも美味しいですよ」
「何が違うんだろう」
「愛情かな、なーんて」
「それなら俺だってちゃんと入れてる」
「ヒロさん…」
「ん?あっ!いや、」
#1日1のわヒロ
「なんでだろう…」
「どうしました?」
「同じおひたしなのに野分の作ったのは美味い」
「ヒロさんのも美味しいですよ」
「何が違うんだろう」
「愛情かな、なーんて」
「それなら俺だってちゃんと入れてる」
「ヒロさん…」
「ん?あっ!いや、」
#1日1のわヒロ
何の日 7月27日
スイカの日
「溺れながら取りに行ったスイカを女子が食っちまってさ」
「でもヒロさんが助かってよかったです」
「まあ…な」
ヒロさんが一瞬遠い目をした
俺は最後の一切れに手を出す
「あ!俺の西瓜」
「早い者勝ちですよ」
ヒロさんも今は俺のものです
#1日1のわヒロ
「溺れながら取りに行ったスイカを女子が食っちまってさ」
「でもヒロさんが助かってよかったです」
「まあ…な」
ヒロさんが一瞬遠い目をした
俺は最後の一切れに手を出す
「あ!俺の西瓜」
「早い者勝ちですよ」
ヒロさんも今は俺のものです
#1日1のわヒロ
何の日 7月26日
幽霊の日
「夜の病院ならいるんじゃねぇのか?」
「俺には見えないのかもしれませんね」
「確かにな」
太陽みたいな笑顔には似合わない
「もし俺が先に死んで」
「えっ?」
「会いに来たとしてもお前は気づかなそうだな」
「ヒロさんっ!」
「苦しっ、死ぬ」
#1日1のわヒロ
「夜の病院ならいるんじゃねぇのか?」
「俺には見えないのかもしれませんね」
「確かにな」
太陽みたいな笑顔には似合わない
「もし俺が先に死んで」
「えっ?」
「会いに来たとしてもお前は気づかなそうだな」
「ヒロさんっ!」
「苦しっ、死ぬ」
#1日1のわヒロ
何の日 7月25日
かき氷の日
「チョコバナナ食いたかったのに」
「絶対ダメです」
「まあ、かき氷食ったからいいか」
「俺、久しぶりに食べました」
「野分、お前舌が青いぞ」
「えっ?」
「あれ、俺もか?」
赤い舌をペロリと出して笑っている
「今度からかき氷もダメです」
#1日1のわヒロ
「チョコバナナ食いたかったのに」
「絶対ダメです」
「まあ、かき氷食ったからいいか」
「俺、久しぶりに食べました」
「野分、お前舌が青いぞ」
「えっ?」
「あれ、俺もか?」
赤い舌をペロリと出して笑っている
「今度からかき氷もダメです」
#1日1のわヒロ
何の日 7月24日
地蔵盆
赤い前垂れをつけた顔はいつものように笑っている
そっと手を合わせる
俺が子どもを守る神をどれだけ拝もうとも、親に置き去りにされたあいつが救われるわけではない
それでも
今は自分の力で子どもを救おうとしている野分に少しでも力を貸して欲しいと願う
#1日1のわヒロ
赤い前垂れをつけた顔はいつものように笑っている
そっと手を合わせる
俺が子どもを守る神をどれだけ拝もうとも、親に置き去りにされたあいつが救われるわけではない
それでも
今は自分の力で子どもを救おうとしている野分に少しでも力を貸して欲しいと願う
#1日1のわヒロ
何の日 7月23日
文月ふみの日
あいつは俺のことを何だと思ってんだ?
これでも文学部で国文学を教えてんだぞ
書かれていることから色々なことを読み取るプロだっつーの
それなのに
「今日は早く帰れます。嬉しいです。好きです」
読み取るも何もねぇ文章が今日もまた送られてくる
#1日1のわヒロ
あいつは俺のことを何だと思ってんだ?
これでも文学部で国文学を教えてんだぞ
書かれていることから色々なことを読み取るプロだっつーの
それなのに
「今日は早く帰れます。嬉しいです。好きです」
読み取るも何もねぇ文章が今日もまた送られてくる
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中