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frown

当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。

カテゴリー「エゴ 140ss」の記事一覧

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無題

今日ののわヒロ
「トリックオアトリート」と言われる。お菓子は持ってないと言ったら「じゃあ10回キスして」とか言い出した。それはいたずらなのか?するけども。
#今日の二人はなにしてる
shindanmaker.com/831289



「ヒロさん!」
「ん」
「トリックオアトリートです」
「菓子なんかねぇぞ」
「じゃあ、代わりに10回キスして下さい」
「は?」
読んでいた本から顔を上げると目の前に犬の耳をつけた野分がいた
「お前…」
「キス10回下さい」
「バカだな」
笑いながら顔を寄せる
まずは1つ
驚いて開いているその口に
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キスの日

「おかえりなさい」
玄関に駆けてきた野分はその勢いのままやけに長いキスをしてきた
「苦しいって」
「今日はキスの日ですから」
そう言ってもう一度重ねられる
てめぇは毎日キスの日だろーが
文句の代わりに舌を絡めてやる
負けてばかりだと思うなよ
見つめ返した黒い瞳がまん丸になった
#キスの日

無題

さるりさんには「届きそうで届かない何かがあった」で始まり、「緑が目に眩しかった」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば8ツイート(1120字程度)でお願いします。
#書き出しと終わり
shindanmaker.com/801664


①届きそうで届かない何かがあった
「もう少しなんだけど」
手を伸ばしてジャンプしても、俺の指先は虚しく空を切るばかりだった。
「野分」
「ヒロさん!」
「お前、さっきから何してんだ」
「あの木の枝にひっかかっているんです」
公園の木を2人で見上げる
「どこ?」
「あの葉っぱの間です」
②「俺からは見えねぇけど」
「取れないかな」
腕を目一杯伸ばして飛び上がってみる
「ガキかよ」
「無理ですね」
「つか何があるんだよ」
「あ、いいものがあった」
落ちていた細長い枝を手にもう一度飛んでみる
「取れそうか?」
呆れていたヒロさんも気になりだしたのか、じっと見守っている
③カツン、と枝に手応えがあった
「当たった」
「どれ?」
「危ないですよ」
枝を持ってもう一度飛び上がる。ガサッと大きく枝が揺れ、ひっかかっていたそれがヒロさんめがけて落ちてきた
「うわっ!」
「大丈夫ですか?」
「コレって…」
ヒロさんが足元に転がったペットボトルロケットを拾い上げた
④「なんでまた」
「どこから飛んできたんでしょうね」
飛ばしている人も探している人も見当たらない
「どうすんだよコレ」
2人でロケットを見つめていると、出会った日のことが鮮やかに浮かんできた
泣いていたヒロさんの顔も
その瞬間、胸の中に溢れ出した想いも
あの日から俺の世界は変わった
⑤「ヒロさん…」
溢れかえって流れ出した衝動のままにヒロさんの手をギュッと握りしめる
「アホなことすんな!」
「痛ッ」
思いっきり手を振り払われて、おまけにロケットで殴られてしまった
それでも
「行くぞ!」
ロケットをそっと地面に置いたヒロさんの顔は真っ赤になっていた
⑥ひょっとしてヒロさんも、あの出会った日のことを思い出しているんだろうか
「なんだか懐かしかったですね」
そう言った途端、ヒロさんがギロリと俺を睨みつけた
「いいか野分、あの時の俺はもういない。お前も忘れろ」
「そんな」
「うるせぇ。あんな情けねぇ姿をいつまでも覚えてんじゃねー」
⑦俺は情けないだなんて思ったことはないけれど、ヒロさんにとっては違うみたいだ
「だいたいお前が言ったんだろ」
「え?」
「その…なんだ…俺には笑っていて欲しいとかなんとか」
「はい」
そうだ
ヒロさんにはいつだって笑っていて欲しい
それに、二度と俺以外の人のせいで泣いて欲しくもない
⑧「わかったか?」
「はい!ヒロさんは泣いても笑っても可愛いです」
「そういうことじゃねぇだろ」
なぜかがっくりと肩を落としたヒロさんと並んで歩きながら、よく晴れた空を見上げる
ヒロさんがいる世界は今日も輝いている
「俺、幸せです」
「…お前だけじゃねぇっての」
緑が目に眩しかった

童話パロ「シンデレラ」

診断メーカーさんからのお題「シンデレラ」をツイッターで投下したものをまとめました。
 

                     2019.3

・・・つづきはこちら

無題

診断メーカーさんの
初雪に興味がないフリをしていた癖に、10分後には雪合戦を始めているのわヒロ
shindanmaker.com/687454

より

「ヒロさん!雪ですよ」
「どうせ積もらねぇだろ」
ふわふわと落ちてくる雪が野分の髪を白くしていく
「やまないですね」
「なあ…こっちから帰ろうぜ」
雪に覆われた公園に足を進める
「積もってますね」
「野分」
「はい、うわッ」
「ぼんやりしてんじゃねーよ」
2個めの雪玉を投げながら走り出した

クリスマスの朝

「おはようございます」
目が覚めたら枕元にでかいサンタがいた
「…はよ。つか何その格好」
「メリークリスマスです」
普通は夜中にコッソリ来ていなくなるのがサンタだろと思いつつ抱きしめられて
「ヒゲが邪魔」
「スミマセン」
夜勤明けのサンタにキスをサービスした
#1日1のわヒロ
#クリスマス⁠ ⁠

いい風呂の日

「ヒロさんが好きだって言ったから」
「1人で入る風呂はな」
「俺のことは好きじゃないんですか?」
「狭いんだよ!」
お湯がざぶりと流れていく
「暴れないで下さい」
「誰のせいだよ」
ぴたりとくっついた背中から伝わる熱が身体も心も温めていく
「いい湯ですね」
「うるせぇアホ」
#いい風呂の日

甘栗 恋しちゃいました

ヒロさんの髪の色みたいだ
手にした甘栗をみつめる
初めての恋は今まで知らなかったたくさんの気持ちを与えてくれる
溺れてしまいそうなくらいに
口にした栗の甘さをゆっくりと味わう
思い切って伝えたらどうなるんだろうか
『恋しちゃいました』の文字を声にしてみる
狭い部屋に甘い香りが広がった

無題

今日のヒロさん
部屋の中で手がつめたくて擦り合わせていたら、後ろから両手をとられる。指を絡めてしばらく握っていたら温かくなった。
#今日の二人はなにしてる
shindanmaker.com/831289

から、

「さむ」
指先を擦り合わせる。まだ暖房をつけるほどではないけれど何か温かなものが恋しくなる
ふわりと背中に熱を感じる
「大丈夫ですか?」
身体ごと包まれ、大きな手に冷えた両手をとられる。温かな指が絡められ、指先を熱が巡りだす。
とりあえず湯たんぽ代わりにしてやるかと身体を預けて笑った

杏仁豆腐のお酒

白くて甘くて、まるで
「どうだ?」
「ヒロさんみたいです」
「俺は味を聞いてるんだ」
「えっとですね」
お酒をもう一度口にして、ヒロさんにキスをする
甘い味のついた舌を絡めてからゆっくりと唇を離す
「こんな味です」
「…わかるかボケ」
もう一度の合図を逃さずに重ねた唇の味に酔いしれた

プロフィール

HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中

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