frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 140ss」の記事一覧
- 2024.11.24
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- 2018.08.09
ハグ
- 2018.08.02
出せなかった手紙
- 2018.06.13
【誰も欲しくない】
- 2018.06.12
雨の日に君はきっと
- 2018.06.11
ワンライ【コーヒー】の後日談?
- 2018.05.19
雷
- 2018.05.12
【意味のない約束】診断メーカーさんより
- 2018.05.02
診断メーカーさん #horakawaii より
- 2018.04.02
エイプリルフール
- 2018.03.04
春の足音
ハグ
「暑ぃ」
朝だというのにすでに強い日差しがリビングに入りこんでいる
「昨日は涼しかったのにな」
「台風のせいじゃないですか」
腰に手が巻きついてくる
「だから暑いって」
「少しだけ」
夏の太陽よりも熱い声と手に包まれて
「少しだけかよ」
本音がとろりと溶け出した
#ハグの日
#1日1のわヒロ
朝だというのにすでに強い日差しがリビングに入りこんでいる
「昨日は涼しかったのにな」
「台風のせいじゃないですか」
腰に手が巻きついてくる
「だから暑いって」
「少しだけ」
夏の太陽よりも熱い声と手に包まれて
「少しだけかよ」
本音がとろりと溶け出した
#ハグの日
#1日1のわヒロ
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出せなかった手紙
書いた手紙は溜まる一方なのに
また新しい手紙を握りしめて歩き出す
このポストの先にいるはずの顔を思うだけで手紙と一緒に海を渡って帰りたくなる
こんな自分ではダメだと
会いたいと書いた手紙をポケットに押し込んで歩き出す
早くヒロさんの顔が見たいと想いつつ
こんな顔は見せられないと俯いた
また新しい手紙を握りしめて歩き出す
このポストの先にいるはずの顔を思うだけで手紙と一緒に海を渡って帰りたくなる
こんな自分ではダメだと
会いたいと書いた手紙をポケットに押し込んで歩き出す
早くヒロさんの顔が見たいと想いつつ
こんな顔は見せられないと俯いた
【誰も欲しくない】
貴方はのわヒロで『誰も欲しくない』をお題にして140文字SSを書いてください。
shindanmaker.com/375517 2018.6.12
shindanmaker.com/375517 2018.6.12
雨の日に君はきっと
さるりさんには「待ち合わせは1年前のここだった」で始まり、「そんな君がただ愛しかった」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば4ツイート以内でお願いします。
shindanmaker.com/801664 2018.6.11
shindanmaker.com/801664 2018.6.11
ワンライ【コーヒー】の後日談?
今朝は上手く淹れれた気がする
それなのに野分はいつまでもふぅふぅと冷ましている
早く飲めってんだ
「ヒロさん」
飲むのをやめて近づいてきた
「何してんだよ」
「だってヒロさんがずっと見てるから」
「いいから早くコーヒーを」
「先にヒロさんを」
コーヒーの味も香りもこいつには関係なさそうだ
それなのに野分はいつまでもふぅふぅと冷ましている
早く飲めってんだ
「ヒロさん」
飲むのをやめて近づいてきた
「何してんだよ」
「だってヒロさんがずっと見てるから」
「いいから早くコーヒーを」
「先にヒロさんを」
コーヒーの味も香りもこいつには関係なさそうだ
雷
突然暗くなった窓の外に目をやる
空を裂く光と少し間をあけて響く鈍い音
「雷だ」
窓にはりついた俺の腰に腕が巻きついてきた
「危ないですよ」
「危なくねーよ。遠いし」
「おヘソ、とられちゃいます」
大きな手が腹をさする
「ヤメろって」
抱きしめる熱に心臓の音が雷よりも大きな音を打ち始めた
空を裂く光と少し間をあけて響く鈍い音
「雷だ」
窓にはりついた俺の腰に腕が巻きついてきた
「危ないですよ」
「危なくねーよ。遠いし」
「おヘソ、とられちゃいます」
大きな手が腹をさする
「ヤメろって」
抱きしめる熱に心臓の音が雷よりも大きな音を打ち始めた
【意味のない約束】診断メーカーさんより
「必ず行きます。座っててくださいね」
そう言ったのに
「どうして外にいるんですか!」
待たせた時間の分だけ冷えきった腕を掴む
「座ってただろ」
「だからそうじゃなくて」
「今日は晴れてるしお前も来たし、問題ねぇ」
もう2度と待たせたりしませんと言える日はいつになるんだろう
#1日1のわヒロ
そう言ったのに
「どうして外にいるんですか!」
待たせた時間の分だけ冷えきった腕を掴む
「座ってただろ」
「だからそうじゃなくて」
「今日は晴れてるしお前も来たし、問題ねぇ」
もう2度と待たせたりしませんと言える日はいつになるんだろう
#1日1のわヒロ
診断メーカーさん #horakawaii より
よく眠っているヒロさんの腕の中にそうっと貰ったパンダのぬいぐるみを置いてみる
「ん…」
目を閉じたまま頬をすりつけ、ふっと微笑んだその顔に
起こしてはいけない、と思っていたことなんてどこかへ飛んでいってしまった
「ただいまです」
パンダを抱きしめているヒロさんを抱きしめてキスをした
「ん…」
目を閉じたまま頬をすりつけ、ふっと微笑んだその顔に
起こしてはいけない、と思っていたことなんてどこかへ飛んでいってしまった
「ただいまです」
パンダを抱きしめているヒロさんを抱きしめてキスをした
エイプリルフール
『休みになりました』
日にちがかわってすぐに届いたメールを何度も読み返す
嘘なのか本当なのか
そもそもいつ休みになったのか
「ただいまです」
「え?」
悩んでいる俺の目の前に悩ませた本人が笑顔で現れて
「今日は一日中ヒロさんとイチャイチャします」
嘘のように甘い言葉を吐いた
#1日1のわヒロ
日にちがかわってすぐに届いたメールを何度も読み返す
嘘なのか本当なのか
そもそもいつ休みになったのか
「ただいまです」
「え?」
悩んでいる俺の目の前に悩ませた本人が笑顔で現れて
「今日は一日中ヒロさんとイチャイチャします」
嘘のように甘い言葉を吐いた
#1日1のわヒロ
春の足音
咲き始めた花に足をとめる
「春がきましたね」
「そうだな」
「今年こそお花見に行きたいです」
「毎年そう言っている気がするな」
「すみません」
「俺も春は忙しいからな」
出会いと別れを彩る桜もいいけれど
「何の花でも一緒に見たらそれでいいだろ」
「はい」
春の風の中で、野分の顔も綻んだ
「春がきましたね」
「そうだな」
「今年こそお花見に行きたいです」
「毎年そう言っている気がするな」
「すみません」
「俺も春は忙しいからな」
出会いと別れを彩る桜もいいけれど
「何の花でも一緒に見たらそれでいいだろ」
「はい」
春の風の中で、野分の顔も綻んだ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中