frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日 2016」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2016.01.11
何の日 1月9日 2016
- 2016.01.09
何の日 1月8日 2016
- 2016.01.09
何の日 1月7日 2016
- 2016.01.07
ヒロさんの日
- 2016.01.07
何の日 1月6日 2016
- 2016.01.06
何の日 1月5日 2016
- 2016.01.06
何の日 1月4日 2016
- 2016.01.04
何の日 1月3日 2016
- 2016.01.03
何の日 1月2日 2016
- 2016.01.03
何の日 1月1日 2016
何の日 1月9日 2016
- 2016/01/11 (Mon)
- エゴ 何の日 2016 |
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風邪の日
「大丈夫…だから」
掠れた声に潤んだ瞳
汗ばんだ肌にはりついた前髪をそっと払う
「気持ちいい」
「着替えたほうがいいです」
力の抜けた身体に手を貸す
「悪ぃな」
熱い吐息を感じて目を閉じる
「早く良くなって下さい…」
俺の熱が上がりだす前に
#1日1のわヒロ
「大丈夫…だから」
掠れた声に潤んだ瞳
汗ばんだ肌にはりついた前髪をそっと払う
「気持ちいい」
「着替えたほうがいいです」
力の抜けた身体に手を貸す
「悪ぃな」
熱い吐息を感じて目を閉じる
「早く良くなって下さい…」
俺の熱が上がりだす前に
#1日1のわヒロ
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何の日 1月8日 2016
- 2016/01/09 (Sat)
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外国郵便の日
薄い便箋に閉じこめられていたのは同じ言葉の繰り返し
俺だけに向けられたその文字が身体中をかけめぐる
1年分のエアメールに書かれていた「好き」を抱きしめる
それはきっと俺にとっては150年分の「好き」
これさえあれば生きていけると思うほどの
#1日1のわヒロ
薄い便箋に閉じこめられていたのは同じ言葉の繰り返し
俺だけに向けられたその文字が身体中をかけめぐる
1年分のエアメールに書かれていた「好き」を抱きしめる
それはきっと俺にとっては150年分の「好き」
これさえあれば生きていけると思うほどの
#1日1のわヒロ
何の日 1月7日 2016
- 2016/01/09 (Sat)
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爪切りの日
「切りすぎですよ」
爪切りを取り上げる
「気にしないで下さい」
「ごめん」
白い指がそっと俺の背中をなぞっていく
謝る必要なんてないのに
次に会う時までにはどうせ消えてしまうのに
俺は
つけられた背中の傷が消えないで残ることを願っているのに
#1日1のわヒロ
「切りすぎですよ」
爪切りを取り上げる
「気にしないで下さい」
「ごめん」
白い指がそっと俺の背中をなぞっていく
謝る必要なんてないのに
次に会う時までにはどうせ消えてしまうのに
俺は
つけられた背中の傷が消えないで残ることを願っているのに
#1日1のわヒロ
ヒロさんの日
- 2016/01/07 (Thu)
- エゴ 何の日 2016 |
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あなたはわかっているのだろうか
「ヒロさん」
「ん?」
俺だけに許された名前で呼ぶことが
俺だけに見せる顔があることが
自分が特別な存在でいられるということが
俺にとって人生で最大の喜びだということを
「好きです」
「ッ、てめぇは脈絡がねぇんだよ」
#1日1のわヒロ
ヒロさんの日
「ヒロさん」
「ん?」
俺だけに許された名前で呼ぶことが
俺だけに見せる顔があることが
自分が特別な存在でいられるということが
俺にとって人生で最大の喜びだということを
「好きです」
「ッ、てめぇは脈絡がねぇんだよ」
#1日1のわヒロ
ヒロさんの日
何の日 1月6日 2016
- 2016/01/07 (Thu)
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色の日
「なに?」
「ヒロさんって色が薄いですよね」
「バカにしてんのか?」
「してませんよ」
「言っとくけど、てめぇが普通じゃねぇんだからな」
「そんなことないですよ」
「いーや黒すぎる」
「誰と比べてるんですか?」
青くなった顔に真っ黒な瞳が迫る
#1日1のわヒロ
「なに?」
「ヒロさんって色が薄いですよね」
「バカにしてんのか?」
「してませんよ」
「言っとくけど、てめぇが普通じゃねぇんだからな」
「そんなことないですよ」
「いーや黒すぎる」
「誰と比べてるんですか?」
青くなった顔に真っ黒な瞳が迫る
#1日1のわヒロ
何の日 1月5日 2016
- 2016/01/06 (Wed)
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囲碁の日
俺の方が4つも年上なのに
「駄目…ですか?」
でっかい身体を縮めるように見つめられて思わず目を逸らす
「てめぇはいつもいつも同じ手ばっかり使いやがって」
負けるのはあんなに嫌いだったのに
気がつけば俺はすっかり周りを黒で囲まれてしまっている
#1日1のわヒロ
俺の方が4つも年上なのに
「駄目…ですか?」
でっかい身体を縮めるように見つめられて思わず目を逸らす
「てめぇはいつもいつも同じ手ばっかり使いやがって」
負けるのはあんなに嫌いだったのに
気がつけば俺はすっかり周りを黒で囲まれてしまっている
#1日1のわヒロ
何の日 1月4日 2016
- 2016/01/06 (Wed)
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石の日
「きれいですね」
あいつの目と同じ色に光る石
どんなに眺めても、もう胸の奥は痛まない
「ひょっとしてヒロさんの宝物ですか?」
「ガキの頃のな」
引き出しの奥にしまいこむ
「じゃあ今は?」
今の宝物が悪戯っぽく笑いながら、ゆっくりと近づいてきた
#1日1のわヒロ
「きれいですね」
あいつの目と同じ色に光る石
どんなに眺めても、もう胸の奥は痛まない
「ひょっとしてヒロさんの宝物ですか?」
「ガキの頃のな」
引き出しの奥にしまいこむ
「じゃあ今は?」
今の宝物が悪戯っぽく笑いながら、ゆっくりと近づいてきた
#1日1のわヒロ
何の日 1月3日 2016
- 2016/01/04 (Mon)
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瞳の日
「とにかくデカイんだよ」
「大きくても困ることはないだろう」
「秋彦、てめぇは何もわかってねぇな。困るんだよ」
「そういうものなのか?」
「あのデカイ黒目に見つめられると何でも言うことを聞いてしまいたくなるんだよ」
「なるほど。詳しく聞かせろ」
#1日1のわヒロ
「とにかくデカイんだよ」
「大きくても困ることはないだろう」
「秋彦、てめぇは何もわかってねぇな。困るんだよ」
「そういうものなのか?」
「あのデカイ黒目に見つめられると何でも言うことを聞いてしまいたくなるんだよ」
「なるほど。詳しく聞かせろ」
#1日1のわヒロ
何の日 1月2日 2016
- 2016/01/03 (Sun)
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初夢
「先輩、お疲れ様です!」
「なーんかやけに元気だな」
「仮眠とったので」
「あんな仮眠で元気になれるワケ?」
「いい夢が見られたんです」
「富士山?」
「いえヒロさんです」
「お前は…めでたいやつだな」
「お正月ですから」
「いやそーじゃなくて」
#1日1のわヒロ
「先輩、お疲れ様です!」
「なーんかやけに元気だな」
「仮眠とったので」
「あんな仮眠で元気になれるワケ?」
「いい夢が見られたんです」
「富士山?」
「いえヒロさんです」
「お前は…めでたいやつだな」
「お正月ですから」
「いやそーじゃなくて」
#1日1のわヒロ
何の日 1月1日 2016
- 2016/01/03 (Sun)
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元日
「あけましておめでとうございます」
「おめでと」
「へへ」
「なにニヤニヤしてんだよ」
「初ヒロさんかわいいなぁと思っ、痛ッ」
「アホなこと言ってんじゃねぇ」
「初詣、どうしますか?」
「行く」
「大丈夫ですか?」
「てめぇが早くおりたらな」
#1日1のわヒロ
「あけましておめでとうございます」
「おめでと」
「へへ」
「なにニヤニヤしてんだよ」
「初ヒロさんかわいいなぁと思っ、痛ッ」
「アホなこと言ってんじゃねぇ」
「初詣、どうしますか?」
「行く」
「大丈夫ですか?」
「てめぇが早くおりたらな」
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中