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当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。

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冬至①〜④

届いたダンボール箱を開けた途端、爽やかな香りが広がった
リンゴと南瓜、そして並んだ3つの柚子
「仲良くお風呂に入ってね」
柚子と?
相変わらず能天気な母の電話にため息を吐く
とりあえず柚子は風呂に入れることにして、問題はこの南瓜の方だと弘樹は腕を組んだ

「南瓜…?」
「親から丸ごと送られてきたんですよ」
パソコンでレシピの画面を睨みつけている上條の頭にポンと手を乗せる
「お前のとこは料理上手な彼がいるだろ?」
真っ赤になって言い訳を始めた顔を見ながら、宮城はキャベツと南瓜が並ぶ食卓を想像して胃を押さえた


「最初から俺に頼ればいいものを」
「てめぇに料理は期待してねーんだよ」
鬼の上條の声に怯えながら、美咲は出来上がった煮物を容器に詰めた
「忙しいのに悪かったな」
「だ、だだだ、大丈夫ですッ」
「味は俺が保証する」
「作ってもねぇのに偉そうに言うな!秋彦」


「ただいまです」
湯気の中、柚子とアヒルとヒロさんが並んでいた
「おかえり」
「俺も一緒に」
飛んできた柚子を避け浴室のドアを閉める
「入ってくんな」
「ん、のつくものを食べると運が呼びこめるそうです」
「だから南瓜を、んンッ」
俺はヒロさんがいいんです
#1日1のわヒロ

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