frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2015.08.17
何の日 8月17日
- 2015.08.16
何の日 8月16日
- 2015.08.15
何の日 8月15日②
- 2015.08.15
何の日 8月15日
- 2015.08.14
何の日 8月14日
- 2015.08.13
何の日 8月13日
- 2015.08.13
何の日 8月12日
- 2015.08.11
何の日 8月11日
- 2015.08.11
何の日 8月10日
- 2015.08.09
何の日 8月9日
何の日 8月17日
パイナップルの日
「ゴホッゴホッ」
「野分?」
「ただいま、です、ゴホッ」
「大丈夫か?ちょっと待ってろ確かババアが送ってきたパイン缶がどこかに」
「大丈夫です」
「おい離せって、探せねぇ」
「俺、ヒロさんより効くものはないんで、少しだけこのままで」
#1日1のわヒロ
「ゴホッゴホッ」
「野分?」
「ただいま、です、ゴホッ」
「大丈夫か?ちょっと待ってろ確かババアが送ってきたパイン缶がどこかに」
「大丈夫です」
「おい離せって、探せねぇ」
「俺、ヒロさんより効くものはないんで、少しだけこのままで」
#1日1のわヒロ
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何の日 8月16日
女子大生の日
「心配じゃねーの?」
「心配?」
「上條さんだよ」
「ヒロさんがどうかしたんですか?」
「上條センセーとか言われてさ」
「だって先生ですから」
「毎日かわいい子に囲まれてんだろ?」
「ヒロさんの方がかわいいです」
「いやそうじゃなくて」
#1日1のわヒロ
「心配じゃねーの?」
「心配?」
「上條さんだよ」
「ヒロさんがどうかしたんですか?」
「上條センセーとか言われてさ」
「だって先生ですから」
「毎日かわいい子に囲まれてんだろ?」
「ヒロさんの方がかわいいです」
「いやそうじゃなくて」
#1日1のわヒロ
何の日 8月15日②
終戦の日②
久しぶりに帰った街にあの人はいなかった
「お前の墓があるってさ」
教えられた場所には見覚えのある後ろ姿があった
照りつける陽射しの下で佇んでいる背中は少し痩せたようだった
「ヒロさん…」
そっと呼びかけた
振り向いたその顔がぼやけて見えた
#1日1のわヒロ
久しぶりに帰った街にあの人はいなかった
「お前の墓があるってさ」
教えられた場所には見覚えのある後ろ姿があった
照りつける陽射しの下で佇んでいる背中は少し痩せたようだった
「ヒロさん…」
そっと呼びかけた
振り向いたその顔がぼやけて見えた
#1日1のわヒロ
何の日 8月15日
終戦の日
今年もまた暑い夏が来た
あれから何度目の夏が来たんだろう
お前が飛んだ空もこんなに青かったんだろうか
『必ず帰ります』
二人だけの約束は守られなかった
「…嘘つき」
空っぽの墓石に蝉時雨が降り注ぐ
俺は永遠に歳をとらない恋人に花を手向けた
#1日1のわヒロ
今年もまた暑い夏が来た
あれから何度目の夏が来たんだろう
お前が飛んだ空もこんなに青かったんだろうか
『必ず帰ります』
二人だけの約束は守られなかった
「…嘘つき」
空っぽの墓石に蝉時雨が降り注ぐ
俺は永遠に歳をとらない恋人に花を手向けた
#1日1のわヒロ
何の日 8月14日
専売特許の日
「絶対ヤダ!」
「楽しいですって」
「楽しくねぇ」
「そうだ!新しいアヒルも買ってきたんですよ」
「なんで三十路過ぎてアヒルと風呂に」
「たまには一緒に入りましょう、ね?」
「イヤだ」
「ダメ、ですか?」
だからお前のそれは…ズルいだろ
#1日1のわヒロ
「絶対ヤダ!」
「楽しいですって」
「楽しくねぇ」
「そうだ!新しいアヒルも買ってきたんですよ」
「なんで三十路過ぎてアヒルと風呂に」
「たまには一緒に入りましょう、ね?」
「イヤだ」
「ダメ、ですか?」
だからお前のそれは…ズルいだろ
#1日1のわヒロ
何の日 8月13日
左利きの日
「俺、左利きの方がよかったかな…」
「っん、な、なに?」
「ほら、こうしてここを触ってあげる時に」
「お前、バカ、だろっ、あ」
「え?」
「も、右でも左でもいいから」
「でも、こっちが好きですよね」
「いいからッ、どっちでもいいから早く」
#1日1のわヒロ
「俺、左利きの方がよかったかな…」
「っん、な、なに?」
「ほら、こうしてここを触ってあげる時に」
「お前、バカ、だろっ、あ」
「え?」
「も、右でも左でもいいから」
「でも、こっちが好きですよね」
「いいからッ、どっちでもいいから早く」
#1日1のわヒロ
何の日 8月12日
国際青少年デー
「勉強を教えて下さい」
押しかけてきた男は17歳だった
「ヒロさんが好きです」
抱きしめてきた手から伝わる熱
「ヒロさんも俺を好きになって下さい」
その声があんまり真剣だったから
「クソガキが…」
俺はそのガキの胸の中で一人呟いた
#1日1のわヒロ
「勉強を教えて下さい」
押しかけてきた男は17歳だった
「ヒロさんが好きです」
抱きしめてきた手から伝わる熱
「ヒロさんも俺を好きになって下さい」
その声があんまり真剣だったから
「クソガキが…」
俺はそのガキの胸の中で一人呟いた
#1日1のわヒロ
何の日 8月11日
ガンバレの日
会う人みんなに言われてきた
どうやら俺は、他の人より頑張らないといけないらしい
「あんまり無理するなよ」
怒ったようにそう言う優しい人を抱きしめる
「大丈夫です」
俺はきっと、どんなことでも頑張れる
いつか、あなたを守れる人になるために
#1日1のわヒロ
会う人みんなに言われてきた
どうやら俺は、他の人より頑張らないといけないらしい
「あんまり無理するなよ」
怒ったようにそう言う優しい人を抱きしめる
「大丈夫です」
俺はきっと、どんなことでも頑張れる
いつか、あなたを守れる人になるために
#1日1のわヒロ
何の日 8月10日
帽子の日
鉢植えを並べながら向かいの店を見る
窓際の席には帽子を被った姿があった
今日で通算21回目
眼鏡をかけてコーヒーを飲んでいるヒロさんをそっと見つめる
今日はきっと一緒に帰れる
どこで待ち伏せしてくるのかを予想しながら、俺は花束を作った
#1日1のわヒロ
鉢植えを並べながら向かいの店を見る
窓際の席には帽子を被った姿があった
今日で通算21回目
眼鏡をかけてコーヒーを飲んでいるヒロさんをそっと見つめる
今日はきっと一緒に帰れる
どこで待ち伏せしてくるのかを予想しながら、俺は花束を作った
#1日1のわヒロ
何の日 8月9日
はり・きゅう・マッサージの日
「なんでそんなとこ行ったんですか?」
「なんでって」
「どこですか?」
「首と肩が」
「触られたんですね」
「触るに決まってんだろーが」
「嫌です!俺は絶対に嫌です」
「うるせぇボケ」
「言ってくれたら俺がやります」
#1日1のわヒロ
「なんでそんなとこ行ったんですか?」
「なんでって」
「どこですか?」
「首と肩が」
「触られたんですね」
「触るに決まってんだろーが」
「嫌です!俺は絶対に嫌です」
「うるせぇボケ」
「言ってくれたら俺がやります」
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中