frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.25
[PR]
- 2015.11.14
何の日 11月13日
- 2015.11.12
ポッキーの日 in M大学
- 2015.11.12
何の日 11月11日
- 2015.11.10
何の日 11月10日
- 2015.11.10
何の日 11月9日
- 2015.11.08
何の日 11月8日
- 2015.11.07
何の日 11月7日
- 2015.11.07
何の日 11月6日
- 2015.11.06
何の日 11月5日
- 2015.11.05
何の日 11月4日
何の日 11月13日
うるしの日
すっぽりと包みこまれる
「なに?」
「少しだけ補給させて下さい」
背中から伝わる温かさに身体をあずける
「…少しだけかよ」
こぼれ落ちた言葉を拾われる
嬉しそうに見つめてくる瞳も、その少し伸びた髪の毛も、全部
漆黒は俺を優しく包みこむ
#1日1のわヒロ
すっぽりと包みこまれる
「なに?」
「少しだけ補給させて下さい」
背中から伝わる温かさに身体をあずける
「…少しだけかよ」
こぼれ落ちた言葉を拾われる
嬉しそうに見つめてくる瞳も、その少し伸びた髪の毛も、全部
漆黒は俺を優しく包みこむ
#1日1のわヒロ
PR
ポッキーの日 in M大学
今日は同じ菓子ばかり貰う
赤い箱を開けてかじり始めると教授がニヤリと笑った
「上條〜、練習か?」
2本目を持つ手がとまる
「練習?」
「それ全部持って帰っていいからな」
「俺甘いものは…」
「いーから。遠慮すんなって」
持って帰った自分を後悔するまであと少し
#1日1のわヒロ
赤い箱を開けてかじり始めると教授がニヤリと笑った
「上條〜、練習か?」
2本目を持つ手がとまる
「練習?」
「それ全部持って帰っていいからな」
「俺甘いものは…」
「いーから。遠慮すんなって」
持って帰った自分を後悔するまであと少し
#1日1のわヒロ
何の日 11月11日
ポッキー&プリッツの日
「どうしよう」
「どーした、野分?」
「先輩、どれがいいと思いますか?」
「まさかコレを買うのか?」
「極細とかイチゴとか、こんなに種類があると思ってなくて」
「いや、どれ選んでも上條さんがやってくれるとは思えないんだけど」
#1日1のわヒロ
「どうしよう」
「どーした、野分?」
「先輩、どれがいいと思いますか?」
「まさかコレを買うのか?」
「極細とかイチゴとか、こんなに種類があると思ってなくて」
「いや、どれ選んでも上條さんがやってくれるとは思えないんだけど」
#1日1のわヒロ
何の日 11月10日
エレベーターの日
「知らない人と二人っきりにならないで下さいね」
「大袈裟…」
「こんな狭い空間なんですよ」
「俺は大人で男だ、っん、んん」
「ほら、もしこんなことされたらどうするんですか?」
「エレベーターの中でそんなことするのはお前だけだ!アホ」
#1日1のわヒロ
「知らない人と二人っきりにならないで下さいね」
「大袈裟…」
「こんな狭い空間なんですよ」
「俺は大人で男だ、っん、んん」
「ほら、もしこんなことされたらどうするんですか?」
「エレベーターの中でそんなことするのはお前だけだ!アホ」
#1日1のわヒロ
何の日 11月9日
119番の日
サイレンの音が近づいてくる
息を詰める
「…火事ですね」
「火事、なのか?」
ゆっくりと息を吐く
「近くではないと思いますけど」
起き上がろうと動いた胸へ顔を押しつける
「大丈夫ですよ」
サイレンの音が遠ざかる
2つの鼓動が重なっていく
#1日1のわヒロ
サイレンの音が近づいてくる
息を詰める
「…火事ですね」
「火事、なのか?」
ゆっくりと息を吐く
「近くではないと思いますけど」
起き上がろうと動いた胸へ顔を押しつける
「大丈夫ですよ」
サイレンの音が遠ざかる
2つの鼓動が重なっていく
#1日1のわヒロ
何の日 11月8日
いい歯の日
同時に開けたドアを挟んで向かいあった
「ただいまです」
「おかえり」
通り抜けようとした腕をとる
「な、んんっ」
唇の隙間に忍びこませた舌先でつるりと歯をなぞる
「いってらっしゃい」
「アホ…」
ミントの味を反芻しながらドアを閉めた
#1日1のわヒロ
同時に開けたドアを挟んで向かいあった
「ただいまです」
「おかえり」
通り抜けようとした腕をとる
「な、んんっ」
唇の隙間に忍びこませた舌先でつるりと歯をなぞる
「いってらっしゃい」
「アホ…」
ミントの味を反芻しながらドアを閉めた
#1日1のわヒロ
何の日 11月7日
鍋の日
「これはどうですか?」
「んー、悪くねぇけど、二人分にしてはちょっと小さくねぇか?」
「あ、そうか」
「お前はけっこう食うしな」
「じゃあ、こっちのサイズにしますか?」
「そうだな」
持ち上げた土鍋から伝わるのは、きっと二人分の幸せの重さ
#1日1のわヒロ
「これはどうですか?」
「んー、悪くねぇけど、二人分にしてはちょっと小さくねぇか?」
「あ、そうか」
「お前はけっこう食うしな」
「じゃあ、こっちのサイズにしますか?」
「そうだな」
持ち上げた土鍋から伝わるのは、きっと二人分の幸せの重さ
#1日1のわヒロ
何の日 11月6日
お見合い記念日
「ヒロちゃんお見合い写真の事だけど」
「あ、」
「もう送らないわね」
「ごめん」
「やだ、明日雪でも降るんじゃないの」
「降らねーよ」
「たまにはうちにも顔を出してね」
「はいはい」
「そうそう、のわちゃんも連れて来てね」
「…うん」
#1日1のわヒロ
「ヒロちゃんお見合い写真の事だけど」
「あ、」
「もう送らないわね」
「ごめん」
「やだ、明日雪でも降るんじゃないの」
「降らねーよ」
「たまにはうちにも顔を出してね」
「はいはい」
「そうそう、のわちゃんも連れて来てね」
「…うん」
#1日1のわヒロ
何の日 11月5日
縁結びの日
なんでも自分の力で乗り越えてきたつもりだけど
俺は信じている
「随分熱心に拝んでいたな」
玉砂利を踏みしめながら見上げてくる瞳を見つめる
隣を歩く幸せを噛みしめる
神様はきっといる
あの嵐の日に置き去りにされたのもきっとこの人と出会うため
#1日1のわヒロ
なんでも自分の力で乗り越えてきたつもりだけど
俺は信じている
「随分熱心に拝んでいたな」
玉砂利を踏みしめながら見上げてくる瞳を見つめる
隣を歩く幸せを噛みしめる
神様はきっといる
あの嵐の日に置き去りにされたのもきっとこの人と出会うため
#1日1のわヒロ
何の日 11月4日
かき揚げの日
髪の毛を耳にかけて蕎麦を啜り始めた
目の前にあらわれた白い耳朶から目が離せなくなる
「のびるぞ」
「あ、はい」
出汁に溺れかけているかき揚げを助け出す
「そっちも美味そうだな」
「ヒロさんの方が」
「やんねぇぞ」
味なんてもう分からない
#1日1のわヒロ
髪の毛を耳にかけて蕎麦を啜り始めた
目の前にあらわれた白い耳朶から目が離せなくなる
「のびるぞ」
「あ、はい」
出汁に溺れかけているかき揚げを助け出す
「そっちも美味そうだな」
「ヒロさんの方が」
「やんねぇぞ」
味なんてもう分からない
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中