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当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。

カテゴリー「エゴ 何の日 2016」の記事一覧

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何の日 9月15日 2016

中秋の名月
「ヒロさん」
「ん?」
「お団子、食べませんか?」
「団子?」
「はい。ベランダで」
「いいな」
並んで見上げた月は青く冴えた光を投げかけてくる
「野分」
「はい」
「…寒ぃ」
秋の気配を運んできた夜風を口実に、熱い手のひらを求めて囁いた
#1日1のわヒロ
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何の日 9月14日 2016

メンズバレンタインデー
「ったく、てめぇはいったい何を考えてんだ」
「ヒロさんのことです」
「俺のことを考えて、こんなヒラヒラしたパンツを買ったと?」
「きっと似合いますよ」
「似合うわけねぇだろ」
「赤の方がよかったですか?」
「色の問題じゃねぇ!」
#1日1のわヒロ

何の日 9月13日 2016

スーパーマリオブラザーズ発売の日
「頑張るぞー」
「えっ?なんで先輩がいるんですか?」
「だってお前が失敗したら、俺の番だし」
「勝手に決めないで下さい」
「だってこれブラザーズだろ?」
「姫は俺が1人で助けます!」
「ちょっと待てお前ら。誰が姫だ」
#1日1のわヒロ

何の日 9月12日 2016

宇宙の日
「絶対にいるって」
二人で見上げた夜空
「弘樹には見えるの?」
「今はまだ見つけてねーけど」
「やっぱりいないんじゃ」
「きっといるって」
「そうかな」
「だってこんなにあるんだぞ」
輝く無数の星たちは、俺たちの知らない世界の光だと手を広げた
#1日1のわヒロ

何の日 9月11日 2016

警察相談の日
「部屋の鍵を持って行かれた?」
「うん」
「それはマズイな」
「でも次の日には持って来たし」
「部屋に来たのか?」
「目が覚めたら、豪華な朝メシが並んでてさ」
「嘘だろ」
「うまかったぞ」
「知らないやつだろ?」
「いや名前は名乗ってた」
#1日1のわヒロ

何の日 9月10日 2016

牛タンの日
レモン汁のついた白い指も
「久しぶりだな」
「そうですね」
てらりと光る唇も
「美味い」
「たくさん食べて下さい」
もぐもぐと動いている頬も
「さっきから焼いてばっかりだろ。お前も食えよ」
「俺は後で食べますから」
全部まとめていただきます
#1日1のわヒロ

何の日 9月9日 2016

重陽の節句
「今日はいい日ですね」
「ん?そうだな」
「せっかくだから飲みますか」
「おう」
グラスを重ねる音が響く
「花も欲しかったな」
「花?」
「菊の節句だろ?」
「そうなんですか」
「お前さっきいい日って」
「ヒロさんと過ごせる日はいい日です」
#1日1のわヒロ

何の日 9月8日 2016

ニューヨークの日
目を閉じると浮かぶ顔は
摩天楼の煌めく夜景より輝いている
「ヒロさん」
世界中の人が集まるここに
会いたい人はいない
「ヒロさん」
どんなに呼んでも答える声は聞こえない
それでも繋がっている空へと呼びかけてみる
出せない手紙の分までも
#1日1のわヒロ

何の日 9月7日 2016

クリーナーの日
「うおっ、」
「あ、ヒロさん。おかえりなさい」
「すげぇ部屋がきれいになってる」
「早く帰れたんで」
「そういう時は掃除なんていいから寝とけって」
「大丈夫です」
「ちょっ、なにして」
「次はヒロさんをきれいに」
「ンなとこ舐めんなッ」
#1日1のわヒロ

何の日 9月6日 2016

生クリームの日
「野分ー、生クリームとカスタード、どっちにする?」
「…どっちでしょうね」
「野分?」
「もちろん何もつけなくてもヒロさんは甘くて美味しいんですけどね。あぁやっぱり生クリームの方が似合いますかね。それとも」
「…野分」
「はい?」
「今日は帰って補給してこい」
#1日1のわヒロ

プロフィール

HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中

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