frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日 2016」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2016.03.29
何の日 3月29日 2016
- 2016.03.29
何の日 3月28日 2016
- 2016.03.28
何の日 3月27日 2016
- 2016.03.27
何の日 3月26日 2016
- 2016.03.26
何の日 3月25日 2016
- 2016.03.25
何の日 3月24日 2016
- 2016.03.24
何の日 3月23日 2016
- 2016.03.23
何の日 3月22日 2016
- 2016.03.22
何の日 3月21日 2016
- 2016.03.21
何の日 3月20日 2016
何の日 3月29日 2016
- 2016/03/29 (Tue)
- エゴ 何の日 2016 |
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マリモの日
「秋彦お前、自分のことも出来ねぇくせにこんなの置いてんのか?」
「世話してるのは同居人だ」
並んだ水槽を見つめる視線の柔らかさにじわりと胸が熱くなる
「お前の面倒がみれるやつなら心配ねぇな」
見た目より繊細そうなマリモも嬉しそうに転がった
#1日1のわヒロ
「秋彦お前、自分のことも出来ねぇくせにこんなの置いてんのか?」
「世話してるのは同居人だ」
並んだ水槽を見つめる視線の柔らかさにじわりと胸が熱くなる
「お前の面倒がみれるやつなら心配ねぇな」
見た目より繊細そうなマリモも嬉しそうに転がった
#1日1のわヒロ
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何の日 3月28日 2016
- 2016/03/29 (Tue)
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三つ葉の日
「本当に生えた…」
「あ、思ったより早かったですね」
「食えるのか?」
「また茶碗蒸しでも作りますか?」
「食いたい」
「お吸い物もいいですね」
「どっちも食いたい」
「俺もです」
摘んだ葉のさわやかな香りとともに見上げた顔ごと抱きしめた
#1日1のわヒロ
「本当に生えた…」
「あ、思ったより早かったですね」
「食えるのか?」
「また茶碗蒸しでも作りますか?」
「食いたい」
「お吸い物もいいですね」
「どっちも食いたい」
「俺もです」
摘んだ葉のさわやかな香りとともに見上げた顔ごと抱きしめた
#1日1のわヒロ
何の日 3月27日 2016
- 2016/03/28 (Mon)
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さくらの日
「早かったか」
夜空に浮かぶ蕾を二人で見上げる
「陽当たりのいいところは咲いているみたいだぞ」
少し離れた桜の木の下からは大勢の声が聞こえてくる
「こっちでいいです」
陽の当たらない木の下で冷えた頬に手を添える
俺だけの桜色を味わう春の夜
#1日1のわヒロ
「早かったか」
夜空に浮かぶ蕾を二人で見上げる
「陽当たりのいいところは咲いているみたいだぞ」
少し離れた桜の木の下からは大勢の声が聞こえてくる
「こっちでいいです」
陽の当たらない木の下で冷えた頬に手を添える
俺だけの桜色を味わう春の夜
#1日1のわヒロ
何の日 3月26日 2016
- 2016/03/27 (Sun)
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楽聖忌
大きな拍手の音で目が覚めた
「お、起きたか?」
「あ…」
「疲れてたのに、つきあわせて悪かったな」
「すみません」
「アンコールには間に合ったぞ」
ピアノの音が響きだす
「一番好きな曲だ」
「俺も好きです」
横顔をみつめながらそっと手を握った
#1日1のわヒロ
大きな拍手の音で目が覚めた
「お、起きたか?」
「あ…」
「疲れてたのに、つきあわせて悪かったな」
「すみません」
「アンコールには間に合ったぞ」
ピアノの音が響きだす
「一番好きな曲だ」
「俺も好きです」
横顔をみつめながらそっと手を握った
#1日1のわヒロ
何の日 3月25日 2016
- 2016/03/26 (Sat)
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電気記念日
天井の灯りを背に見下ろしてくる顔をぼんやりとみつめる
イヤだって言ったのに
キスをされて脱がされて探られて
イヤだって言った言葉の裏までもさらけ出されてしまう
「好きです」
いつだってお前は眩しすぎるから
「だから電気は消せ…」
頼むから
#1日1のわヒロ
天井の灯りを背に見下ろしてくる顔をぼんやりとみつめる
イヤだって言ったのに
キスをされて脱がされて探られて
イヤだって言った言葉の裏までもさらけ出されてしまう
「好きです」
いつだってお前は眩しすぎるから
「だから電気は消せ…」
頼むから
#1日1のわヒロ
何の日 3月24日 2016
- 2016/03/25 (Fri)
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マネキン記念日
「ヒロさん」
「ん?」
「ずっとあの人のこと見てますよね」
「べ、別に見てねーし」
「見てました」
「つか、あの人ってなんだよ」
「ああいうのが好きなんですか?」
「好きって…ただ」
「ただ?」
「あの服、お前に似合いそうだったから…」
#1日1のわヒロ
「ヒロさん」
「ん?」
「ずっとあの人のこと見てますよね」
「べ、別に見てねーし」
「見てました」
「つか、あの人ってなんだよ」
「ああいうのが好きなんですか?」
「好きって…ただ」
「ただ?」
「あの服、お前に似合いそうだったから…」
#1日1のわヒロ
何の日 3月23日 2016
- 2016/03/24 (Thu)
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世界気象デー
昼の日差しを裏切るような風がコートの裾を揺らした
音もなく降り始めた雨が肩に染みていく
見上げた桜の枝の先に膨らんだ蕾がぼやけて見えた
お前のいない春がやって来る
綻ぶように笑う顔を求めて瞼を閉じる
海の向こうにも雨は降っているのだろうか
#1日1のわヒロ
昼の日差しを裏切るような風がコートの裾を揺らした
音もなく降り始めた雨が肩に染みていく
見上げた桜の枝の先に膨らんだ蕾がぼやけて見えた
お前のいない春がやって来る
綻ぶように笑う顔を求めて瞼を閉じる
海の向こうにも雨は降っているのだろうか
#1日1のわヒロ
何の日 3月22日 2016
- 2016/03/23 (Wed)
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世界水の日
ごくりと動いた喉元を伝っていく雫
「何見てんだよ」
濡れている口元
「欲しいのか?」
差し出された手だけを引き寄せ唇を重ねる
俺にとっての世界の中心はいつだって渇きを癒してくれる
床に落ちたペットボトルの水が寝室の明かりをゆらりと反射した
#1日1のわヒロ
ごくりと動いた喉元を伝っていく雫
「何見てんだよ」
濡れている口元
「欲しいのか?」
差し出された手だけを引き寄せ唇を重ねる
俺にとっての世界の中心はいつだって渇きを癒してくれる
床に落ちたペットボトルの水が寝室の明かりをゆらりと反射した
#1日1のわヒロ
何の日 3月21日 2016
- 2016/03/22 (Tue)
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ランドセルの日
どんなに大切にしていても
「もう使わないからいいよね」
いつか誰かに渡すことになる
自転車もランドセルも
お父さんやお母さんさえ自分だけのものじゃなかった
自分だけのものなんてないんだと思っていた
泣いている姿に手を伸ばしたあの日までは
#1日1のわヒロ
どんなに大切にしていても
「もう使わないからいいよね」
いつか誰かに渡すことになる
自転車もランドセルも
お父さんやお母さんさえ自分だけのものじゃなかった
自分だけのものなんてないんだと思っていた
泣いている姿に手を伸ばしたあの日までは
#1日1のわヒロ
何の日 3月20日 2016
- 2016/03/21 (Mon)
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春分の日
春めいた日差しにに誘われて並んで歩く
冷たい風にぶるりと震わせた肩を抱きしめたい
「寒ッ」
呟いたその唇を味わいたい
「帰りますか?」
せっかくの春の散歩だったけど
「そうだな」
夜より昼が長くなる前に、重なる身体の心地よさを感じたいと願った
#1日1のわヒロ
春めいた日差しにに誘われて並んで歩く
冷たい風にぶるりと震わせた肩を抱きしめたい
「寒ッ」
呟いたその唇を味わいたい
「帰りますか?」
せっかくの春の散歩だったけど
「そうだな」
夜より昼が長くなる前に、重なる身体の心地よさを感じたいと願った
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中