frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2015.09.17
何の日 9月16日
- 2015.09.16
何の日 9月15日
- 2015.09.15
何の日 9月14日
- 2015.09.14
何の日 9月13日
- 2015.09.12
何の日 9月12日
- 2015.09.12
何の日 9月11日
- 2015.09.11
何の日 9月10日
- 2015.09.11
何の日 9月9日
- 2015.09.09
何の日 9月8日
- 2015.09.08
何の日 9月7日
何の日 9月16日
マッチの日
薄暗い照明の中で目を閉じる
擦ったマッチの炎が照らした顔が似ていたから
吸っている煙草が同じだったから
そんな理由だけでよかった
どんな理由でもよかった
冷たい手に触れられてため息を零す
報われないこの恋はいつ燃え尽きてくれるんだろうか
#1日1のわヒロ
薄暗い照明の中で目を閉じる
擦ったマッチの炎が照らした顔が似ていたから
吸っている煙草が同じだったから
そんな理由だけでよかった
どんな理由でもよかった
冷たい手に触れられてため息を零す
報われないこの恋はいつ燃え尽きてくれるんだろうか
#1日1のわヒロ
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何の日 9月15日
ひじきの日
「いただきます。ん、これ…」
「あ、わかりました?」
「今日、ババァ来たのか?」
「おすそ分けだそうです」
「ったく。いらねぇことすんなってんだ」
「ヒロさんの好物だからって」
「いつの話だよ」
「レシピもらったんで、次は俺が作りますね」
#1日1のわヒロ
「いただきます。ん、これ…」
「あ、わかりました?」
「今日、ババァ来たのか?」
「おすそ分けだそうです」
「ったく。いらねぇことすんなってんだ」
「ヒロさんの好物だからって」
「いつの話だよ」
「レシピもらったんで、次は俺が作りますね」
#1日1のわヒロ
何の日 9月14日
メンズバレンタインデー
「ピンクは?」
「却下!」
「ええー絶対似合うと思うのになあ」
「んなもん似合うか!」
「赤」
「ダメだ」
「じゃあ黒はどうですか?」
「黒ならいい」
「はいどうぞ」
「?!野分…これは一体…」
「下着ですよ」
「…レース?」
#1日1のわヒロ
「ピンクは?」
「却下!」
「ええー絶対似合うと思うのになあ」
「んなもん似合うか!」
「赤」
「ダメだ」
「じゃあ黒はどうですか?」
「黒ならいい」
「はいどうぞ」
「?!野分…これは一体…」
「下着ですよ」
「…レース?」
何の日 9月13日
世界の法の日
ちゃんとわかっている
ないように見えても境界線は存在している
「メシ食ってんのか?」
「お前こそちゃんと寝ろよ」
一番大切な人を守りながらも、この関係もまたかけがえのない宝物だから
幼い日に誓った言葉を胸に俺たちは二人の永遠の平和を願う
#1日1のわヒロ
ちゃんとわかっている
ないように見えても境界線は存在している
「メシ食ってんのか?」
「お前こそちゃんと寝ろよ」
一番大切な人を守りながらも、この関係もまたかけがえのない宝物だから
幼い日に誓った言葉を胸に俺たちは二人の永遠の平和を願う
#1日1のわヒロ
何の日 9月12日
宇宙の日
あの時
俺はさらわれて、頭にチップをうめこまれたんだ
「ヒロさん」
名前を呼ばれるだけで嬉しいなんておかしい
操られているに決まってる
熱に浮かされたように目の前の真っ黒な頭に手を伸ばし、掻き抱く
あの日
落ちてきたのはロケットだけじゃない
#1日1のわヒロ
あの時
俺はさらわれて、頭にチップをうめこまれたんだ
「ヒロさん」
名前を呼ばれるだけで嬉しいなんておかしい
操られているに決まってる
熱に浮かされたように目の前の真っ黒な頭に手を伸ばし、掻き抱く
あの日
落ちてきたのはロケットだけじゃない
#1日1のわヒロ
何の日 9月11日
公衆電話の日
1年間かけてなくても指は間違うこともなく番号を選んでいく
それなのに
受話器からは機械的な声が聞こえてきた
どこで間違ったんだろうか
絶対に見失ってはいけなかったあの人を想いながら冷たい公衆電話にすがりつく
そしてもう一度番号を押した
#1日1のわヒロ
1年間かけてなくても指は間違うこともなく番号を選んでいく
それなのに
受話器からは機械的な声が聞こえてきた
どこで間違ったんだろうか
絶対に見失ってはいけなかったあの人を想いながら冷たい公衆電話にすがりつく
そしてもう一度番号を押した
#1日1のわヒロ
何の日 9月10日
屋外広告の日
本屋の前
嬉しそうにみつめる先にはポスターが貼られていた
それは誰もが知ってる有名な作家
「また受賞したんですね」
「そうらしいな」
まるで興味がなさそうに言うその優しさが突き刺さる
「すごいですね」
この人に勝てる日は来るんだろうか
#1日1のわヒロ
本屋の前
嬉しそうにみつめる先にはポスターが貼られていた
それは誰もが知ってる有名な作家
「また受賞したんですね」
「そうらしいな」
まるで興味がなさそうに言うその優しさが突き刺さる
「すごいですね」
この人に勝てる日は来るんだろうか
#1日1のわヒロ
何の日 9月9日
救急の日
サイレンの音が聞こえてくる
抱きしめている薄い肩が微かに震え、背中に回された指の先がくいこんだ
音をなくした部屋の中で、息をひそめるように抱きしめあい、鳴らない携帯電話を見つめてそっと息を吐く
一分一秒を惜しむように深く長い口づけを交わした
#1日1のわヒロ
サイレンの音が聞こえてくる
抱きしめている薄い肩が微かに震え、背中に回された指の先がくいこんだ
音をなくした部屋の中で、息をひそめるように抱きしめあい、鳴らない携帯電話を見つめてそっと息を吐く
一分一秒を惜しむように深く長い口づけを交わした
#1日1のわヒロ
何の日 9月8日
ニューヨークの日
懐かしさに胸が苦しくなった
書かれている言葉は違っても、馴染みのある本の匂いはあの人を思い出させる
最新の医療設備を誇る大学
最大の蔵書数を誇る図書館
なにかとスケールの大きなこの街で俺の心の中を占めているのはあいかわらずたった一人
#1日1のわヒロ
懐かしさに胸が苦しくなった
書かれている言葉は違っても、馴染みのある本の匂いはあの人を思い出させる
最新の医療設備を誇る大学
最大の蔵書数を誇る図書館
なにかとスケールの大きなこの街で俺の心の中を占めているのはあいかわらずたった一人
#1日1のわヒロ
何の日 9月7日
クリーナーの日
窓から射し込む光に瞼を開けた
カーテンの隙間から見えるのは秋の空
コロンと1つ寝返りを打つ
枕に埋もれたままの耳に聞こえるのは鼻歌交じりの掃除機の音
鼻先に漂うコーヒーの香りに誘われて起き上がる
ドアを開ける
そこにいるのは大好きな人
#1日1のわヒロ
窓から射し込む光に瞼を開けた
カーテンの隙間から見えるのは秋の空
コロンと1つ寝返りを打つ
枕に埋もれたままの耳に聞こえるのは鼻歌交じりの掃除機の音
鼻先に漂うコーヒーの香りに誘われて起き上がる
ドアを開ける
そこにいるのは大好きな人
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中