frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2015.09.08
何の日 9月6日
- 2015.09.05
何の日 9月5日
- 2015.09.05
何の日 9月4日
- 2015.09.03
何の日 9月3日
- 2015.09.03
何の日 9月2日
- 2015.09.01
何の日 9月1日
- 2015.08.31
何の日 8月31日
- 2015.08.30
何の日 8月29日
- 2015.08.30
何の日 8月30日
- 2015.08.28
何の日 8月28日
何の日 9月6日
時計の日
長い針が1周した文字盤を見る
あと10分
2冊目の本を鞄から出した
あと10分
冷えたコーヒーに口をつける
あと10分
「ヒロさんッ、ごめんなさい」
足音と少し乱れた息遣いに顔を上げた
「俺もいま来たとこ」
時計の針が嬉しそうに1つ動いた
#1日1のわヒロ
長い針が1周した文字盤を見る
あと10分
2冊目の本を鞄から出した
あと10分
冷えたコーヒーに口をつける
あと10分
「ヒロさんッ、ごめんなさい」
足音と少し乱れた息遣いに顔を上げた
「俺もいま来たとこ」
時計の針が嬉しそうに1つ動いた
#1日1のわヒロ
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何の日 9月5日
石炭の日
昔、欲しかった透明な美しさではない
けれど漆黒は俺に安らぎをくれる
そっと名前を呼び、きらめく黒い瞳の奥にともる情欲の炎をたしかめる
冷えた輝きではなく、温かな熱を感じて身体が震えた
かたい友情ではなく、燃えるような愛情へ手を伸ばす
#1日1のわヒロ
昔、欲しかった透明な美しさではない
けれど漆黒は俺に安らぎをくれる
そっと名前を呼び、きらめく黒い瞳の奥にともる情欲の炎をたしかめる
冷えた輝きではなく、温かな熱を感じて身体が震えた
かたい友情ではなく、燃えるような愛情へ手を伸ばす
#1日1のわヒロ
何の日 9月4日
くしの日
「よし!」
「ヒロさん?」
「お前いつのまに?!」
「髪型変えたんですか?」
「見んなよ」
「おでこも可愛いですね」
「クソガキが。てめぇもたまには額を出してみろ」
「えっ?わっ何」
「できた!…うわ」
「どうですか?」
「…年下のくせに」
#1日1のわヒロ
「よし!」
「ヒロさん?」
「お前いつのまに?!」
「髪型変えたんですか?」
「見んなよ」
「おでこも可愛いですね」
「クソガキが。てめぇもたまには額を出してみろ」
「えっ?わっ何」
「できた!…うわ」
「どうですか?」
「…年下のくせに」
#1日1のわヒロ
何の日 9月3日
ベッドの日
「そろそろ替え時かな」
「何が?」
独り言に掠れた声が返ってきた
「すみません。起こしちゃいましたか?」
「…もう起きる」
「大丈夫ですか?」
「ん。何か買うのか?」
「ちょっと音が」
ギシという微かな音と一緒にうつ伏せた身体を抱きしめた
#1日1のわヒロ
「そろそろ替え時かな」
「何が?」
独り言に掠れた声が返ってきた
「すみません。起こしちゃいましたか?」
「…もう起きる」
「大丈夫ですか?」
「ん。何か買うのか?」
「ちょっと音が」
ギシという微かな音と一緒にうつ伏せた身体を抱きしめた
#1日1のわヒロ
何の日 9月2日
靴の日
「弘樹」
二人で振り返る
会釈をした拍子に俺の目に飛びこんだのは磨きこまれた靴
「デートか?」
「うるせぇ、締め切りどうした」
たった4つ、されど4つ
俺はいつこの人達に並べるんだろう
それでも
「こんにちは、宇佐見さん」
大きく一歩近づいた
#1日1のわヒロ
「弘樹」
二人で振り返る
会釈をした拍子に俺の目に飛びこんだのは磨きこまれた靴
「デートか?」
「うるせぇ、締め切りどうした」
たった4つ、されど4つ
俺はいつこの人達に並べるんだろう
それでも
「こんにちは、宇佐見さん」
大きく一歩近づいた
#1日1のわヒロ
何の日 9月1日
防災の日
「教授!災害は忘れた頃にやって来るんですよ。今日こそ樹海の整理を」
「確かに地震も台風もいつ来るかわからないから怖いよな」
「だから」
「あの時のお前の台風の被害は本当にひどかったなぁ上條」
「あ、」
「俺一人で夜中まで」
「手伝います…」
#1日1のわヒロ
「教授!災害は忘れた頃にやって来るんですよ。今日こそ樹海の整理を」
「確かに地震も台風もいつ来るかわからないから怖いよな」
「だから」
「あの時のお前の台風の被害は本当にひどかったなぁ上條」
「あ、」
「俺一人で夜中まで」
「手伝います…」
#1日1のわヒロ
何の日 8月31日
野菜の日
「ひゃっ、な、なに?」
「また痩せてます」
「ちょ、てめぇ、変なとこ触んな」
「一人でもちゃんと食べて下さいね」
「わかってるって」
「野菜もできれば毎日」
「食ってるし」
「ヒロさん」
「んだよ」
「西瓜は野菜じゃないですからね」
「…」
#1日1のわヒロ
「ひゃっ、な、なに?」
「また痩せてます」
「ちょ、てめぇ、変なとこ触んな」
「一人でもちゃんと食べて下さいね」
「わかってるって」
「野菜もできれば毎日」
「食ってるし」
「ヒロさん」
「んだよ」
「西瓜は野菜じゃないですからね」
「…」
#1日1のわヒロ
何の日 8月29日
焼き肉の日
「…ヤダ」
「どうしてですか?」
「今日はダメだ」
口元を隠して逃げる身体を抱きしめる
「ヒロさん…いい匂いします」
「ゼミの飲み会が焼き肉屋で、んんっ」
強引に重ねた唇を舐め、絡めとった舌を貪り、同じ匂いを身に纏う
「ごちそうさまです」
#1日1のわヒロ
「…ヤダ」
「どうしてですか?」
「今日はダメだ」
口元を隠して逃げる身体を抱きしめる
「ヒロさん…いい匂いします」
「ゼミの飲み会が焼き肉屋で、んんっ」
強引に重ねた唇を舐め、絡めとった舌を貪り、同じ匂いを身に纏う
「ごちそうさまです」
#1日1のわヒロ
何の日 8月30日
ハッピーサンシャインデー
「野分ー」
「…なんですか?」
「お?いつものナースキラーな笑顔はどーした?」
「俺、いつもそんな顔してませんけど…?!あっ!」
「来てるぞ」
「ヒロさん!」
太陽みたいな笑顔は、その眩しさに顔をしかめるあの人へと向けられた
#1日1のわヒロ
「野分ー」
「…なんですか?」
「お?いつものナースキラーな笑顔はどーした?」
「俺、いつもそんな顔してませんけど…?!あっ!」
「来てるぞ」
「ヒロさん!」
太陽みたいな笑顔は、その眩しさに顔をしかめるあの人へと向けられた
#1日1のわヒロ
何の日 8月28日
テレビCMの日
「きれいな所ですね」
「そうだな」
異国の街並みや名前も知らない料理が流れる画面
美しい海辺にのびる二人のシルエットにお互いを重ねてみる
「いつか二人で行きたいですね」
「ん」
30秒の旅は終わり、未来の約束を胸に俺はテレビを消した
#1日1のわヒロ
「きれいな所ですね」
「そうだな」
異国の街並みや名前も知らない料理が流れる画面
美しい海辺にのびる二人のシルエットにお互いを重ねてみる
「いつか二人で行きたいですね」
「ん」
30秒の旅は終わり、未来の約束を胸に俺はテレビを消した
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中