frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.26
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- 2015.06.23
何の日 6月22日
- 2015.06.21
何の日 6月21日
- 2015.06.20
何の日 6月20日
- 2015.06.19
何の日 6月19日
- 2015.06.18
何の日 6月18日
- 2015.06.18
何の日 6月17日
- 2015.06.18
何の日 6月17日
- 2015.06.18
何の日 6月17日
- 2015.06.16
何の日 6月16日
- 2015.06.15
何の日 6月15日
何の日 6月22日
かにの日
「はい、ヒロさん」
「ん」
「あ、これもどうぞ」
「ん」
「爪はここに置きますよ」
「ああ」
「ミソは食べますか?」
「野分」
「はい」
「俺、かにって黙って食うもんだと思ってたけど」
「うるさかったですか?」
「いや、お前もちゃんと食え」
#1日1のわヒロ
「はい、ヒロさん」
「ん」
「あ、これもどうぞ」
「ん」
「爪はここに置きますよ」
「ああ」
「ミソは食べますか?」
「野分」
「はい」
「俺、かにって黙って食うもんだと思ってたけど」
「うるさかったですか?」
「いや、お前もちゃんと食え」
#1日1のわヒロ
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何の日 6月21日
冷蔵庫の日
隙間なく並ぶタッパー
「野分これって」
「おかずを作り置きしておきました」
「疲れてんだから余計なことしないで寝ろよ」
「すみません」
「もっと自分の体の心配をしろ」
「はい」
「…何してんだよ」
「ちゃんと今からヒロさんを補給します」
#1日1のわヒロ
隙間なく並ぶタッパー
「野分これって」
「おかずを作り置きしておきました」
「疲れてんだから余計なことしないで寝ろよ」
「すみません」
「もっと自分の体の心配をしろ」
「はい」
「…何してんだよ」
「ちゃんと今からヒロさんを補給します」
#1日1のわヒロ
何の日 6月20日
ペパーミントの日
「爽やかな香りとか、ひんやりする感じが梅雨時にはピッタリだと思ったんです」
「言うことはそれだけか?」
「ヒロさんもきっと気に入ってくれると思ったんです」
「俺が?!」
「イヤでしたか?」
「二度とそんなローション買ってくんな!」
#1日1のわヒロ
「爽やかな香りとか、ひんやりする感じが梅雨時にはピッタリだと思ったんです」
「言うことはそれだけか?」
「ヒロさんもきっと気に入ってくれると思ったんです」
「俺が?!」
「イヤでしたか?」
「二度とそんなローション買ってくんな!」
#1日1のわヒロ
何の日 6月19日
朗読の日
「弘樹さん可愛い」
「野分、その本は!?」
「ヒロさん、秋川弥生って誰ですか」
「さ、さあな」
「弘樹さんも俺に餓えていたって受け取っても」
「野分っ!それ以上その本を読み上げるんじゃねぇっ!」
「じゃあちゃんと説明して下さい」
「うっ…」
#1日1のわヒロ
「弘樹さん可愛い」
「野分、その本は!?」
「ヒロさん、秋川弥生って誰ですか」
「さ、さあな」
「弘樹さんも俺に餓えていたって受け取っても」
「野分っ!それ以上その本を読み上げるんじゃねぇっ!」
「じゃあちゃんと説明して下さい」
「うっ…」
#1日1のわヒロ
何の日 6月18日
おにぎりの日
「三角にならねぇ…」
「どんな形でもいいですよ」
おかずを作り終えて振り向くと、皿の上には丸でも三角でもないおにぎりがのっていた
「…すまん」
「大丈夫ですよ」
「ちゃんと塩はつけたからな」
「美味しそうです」
ヒロさんが握っただけで
#1日1のわヒロ
「三角にならねぇ…」
「どんな形でもいいですよ」
おかずを作り終えて振り向くと、皿の上には丸でも三角でもないおにぎりがのっていた
「…すまん」
「大丈夫ですよ」
「ちゃんと塩はつけたからな」
「美味しそうです」
ヒロさんが握っただけで
#1日1のわヒロ
何の日 6月17日
砂漠化および干ばつと闘う国際デー
昼間の熱がこもったリビングの窓を開け放つ
小さくため息をつくとバスルームへと向かった
火照った身体を宥めるように強めのシャワーを浴びる
足りないのはたった一つ
早く帰って来い
俺は目を閉じてそっと手を伸ばした
#1日1のわヒロ
昼間の熱がこもったリビングの窓を開け放つ
小さくため息をつくとバスルームへと向かった
火照った身体を宥めるように強めのシャワーを浴びる
足りないのはたった一つ
早く帰って来い
俺は目を閉じてそっと手を伸ばした
#1日1のわヒロ
何の日 6月17日
砂漠化および干ばつと闘う国際デー
悲鳴に近い声が上がる
「も、無理…」
掠れた声が訴える
それでも俺の渇きはおさまることを知らずに求め続ける
溢れ出す全てを飲み干していく
零れる涙の一滴さえも舌で掬いとる
会えない日々に乾いた心と身体が満たされるまで
#1日1のわヒロ
悲鳴に近い声が上がる
「も、無理…」
掠れた声が訴える
それでも俺の渇きはおさまることを知らずに求め続ける
溢れ出す全てを飲み干していく
零れる涙の一滴さえも舌で掬いとる
会えない日々に乾いた心と身体が満たされるまで
#1日1のわヒロ
何の日 6月17日
おまわりさんの日
夜の公園で揺れるブランコ
『おまわりさん、コイツ家出したって』
そう言って走り去って行った
あの子は今、どこで何をしているんだろうか
「野分、どうした?」
「何でもないです」
呼びかける声に並んで歩く
あの子は今、誰といるんだろうか
#1日1のわヒロ
夜の公園で揺れるブランコ
『おまわりさん、コイツ家出したって』
そう言って走り去って行った
あの子は今、どこで何をしているんだろうか
「野分、どうした?」
「何でもないです」
呼びかける声に並んで歩く
あの子は今、誰といるんだろうか
#1日1のわヒロ
何の日 6月16日
和菓子の日
「急に何しに来たんだよ」
「近くまで来たから」
リビングに座る姿は心なしか小さくなったようにも見える
「ヒロちゃんがお茶を出してくれるなんてね」
「バカにすんなよ」
「たまには家にも顔を出してね」
俺は若あゆの甘さを黙ってお茶で飲み込んだ
#1日1のわヒロ
「急に何しに来たんだよ」
「近くまで来たから」
リビングに座る姿は心なしか小さくなったようにも見える
「ヒロちゃんがお茶を出してくれるなんてね」
「バカにすんなよ」
「たまには家にも顔を出してね」
俺は若あゆの甘さを黙ってお茶で飲み込んだ
#1日1のわヒロ
何の日 6月15日
オウムとインコの日
「ヒロさんヒロさん!見て下さい」
「ん?」
「ヒロさんインコですよ」
「ああ」
「あ、ヒロさん!オウムも」
「うん」
『ヒロさん』
「?」
『ヒロさん』
「野分…インコが」
「ヒロさんって呼ばないで下さい!」
『ヒロさんヒロさん』
#1日1のわヒロ
「ヒロさんヒロさん!見て下さい」
「ん?」
「ヒロさんインコですよ」
「ああ」
「あ、ヒロさん!オウムも」
「うん」
『ヒロさん』
「?」
『ヒロさん』
「野分…インコが」
「ヒロさんって呼ばないで下さい!」
『ヒロさんヒロさん』
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中