frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.27
[PR]
- 2015.04.04
何の日 4月4日
- 2015.04.03
何の日 4月3日
- 2015.04.03
何の日4月2日
- 2015.04.03
何の日 4月1日
- 2015.04.03
何の日 4月1日
- 2015.03.31
何の日 3月31日
- 2015.03.30
何の日 3月30日
- 2015.03.30
何の日 3月29日
- 2015.03.30
何の日 3月28日
- 2015.03.26
何の日 3月26日
何の日 4月4日
ピアノ調律の日
蓋を開けたピアノに手が入れられていく
狂ってしまった音が直されていく
俺の心臓もどこかおかしくなってしまったんだろうか?
あいつのことを考えるだけでとてつもなく大きな音を立て始める
いったいどこを触れば、この胸の音は治まるのだろう
#1日1のわヒロ
蓋を開けたピアノに手が入れられていく
狂ってしまった音が直されていく
俺の心臓もどこかおかしくなってしまったんだろうか?
あいつのことを考えるだけでとてつもなく大きな音を立て始める
いったいどこを触れば、この胸の音は治まるのだろう
#1日1のわヒロ
PR
何の日 4月3日
いんげん豆の日
「なんでいんげん豆って言うんですかね」
首を傾げる野分に
「たしか隠元って坊さんが明から持ち帰ったらしいな」
そう言った途端、俺の分まで食べ始めた
「勝手に食うなよ」
「他の男の豆を食べてるヒロさんなんて嫌です」
「その言い方ヤメろ」
#1日1のわヒロ
「なんでいんげん豆って言うんですかね」
首を傾げる野分に
「たしか隠元って坊さんが明から持ち帰ったらしいな」
そう言った途端、俺の分まで食べ始めた
「勝手に食うなよ」
「他の男の豆を食べてるヒロさんなんて嫌です」
「その言い方ヤメろ」
#1日1のわヒロ
何の日4月2日
図書記念日
ガキの頃から図書館に来ればなんでもわかると思っていた
知らない言葉も
いろんな国の物語も
見覚えのある本棚の前で立ち止まる
「ヒロさんが俺の一番だからです」
あの雨の夜
俺はずっと誰かの一番になりたかったんだと、教えられたのもここだった
#1日1のわヒロ
ガキの頃から図書館に来ればなんでもわかると思っていた
知らない言葉も
いろんな国の物語も
見覚えのある本棚の前で立ち止まる
「ヒロさんが俺の一番だからです」
あの雨の夜
俺はずっと誰かの一番になりたかったんだと、教えられたのもここだった
#1日1のわヒロ
何の日 4月1日
エイプリルフール
『今日は早く帰ります』
メールの画面を閉じる
もうすぐ日付が変わる
期待するのはやめたはずだった
それでも
会えなくて平気なわけじゃない
嘘をついても許されるのは本当は今日だけなんだからな
「アホ野分」
呟きは布団の中へと消えた
#1日1のわヒロ
『今日は早く帰ります』
メールの画面を閉じる
もうすぐ日付が変わる
期待するのはやめたはずだった
それでも
会えなくて平気なわけじゃない
嘘をついても許されるのは本当は今日だけなんだからな
「アホ野分」
呟きは布団の中へと消えた
#1日1のわヒロ
何の日 4月1日
エイプリルフール
「俺、うちゅー人見た」
ノートから顔を上げた秋彦の手が伸びてくる
「何?」
「チップをうめこまれてないか見てやるよ」
髪の毛を触る手の感触に心臓が破れそうになる
「あ、あった!」
「え!?」
「嘘」
このドキドキも嘘ならいいのに
#1日1のわヒロ
「俺、うちゅー人見た」
ノートから顔を上げた秋彦の手が伸びてくる
「何?」
「チップをうめこまれてないか見てやるよ」
髪の毛を触る手の感触に心臓が破れそうになる
「あ、あった!」
「え!?」
「嘘」
このドキドキも嘘ならいいのに
#1日1のわヒロ
何の日 3月31日
オーケストラの日
拍手の音で目を開けた
隣で手を叩いているヒロさんが苦笑いしている
「…スミマセン」
「完全に子守唄になってたな」
席を立つヒロさんの横で囁く
「帰ったらもう寝ません。大丈夫です」
「何が大丈夫なんだよ」
ヒロさんの声だけ聞けたらいい
#1日1のわヒロ
拍手の音で目を開けた
隣で手を叩いているヒロさんが苦笑いしている
「…スミマセン」
「完全に子守唄になってたな」
席を立つヒロさんの横で囁く
「帰ったらもう寝ません。大丈夫です」
「何が大丈夫なんだよ」
ヒロさんの声だけ聞けたらいい
#1日1のわヒロ
何の日 3月30日
雨の特異日
「すみません」
「なんでおまえが謝るんだよ」
「俺のせいです」
弁当を手にしょんぼりした顔で窓の外を眺めている
「今さら何言ってんだよ」
雨だったり雪だったり、お前と約束した時はいつだってなんか降ってくる
それでも
お前がいればそれだけで
#1日1のわヒロ
「すみません」
「なんでおまえが謝るんだよ」
「俺のせいです」
弁当を手にしょんぼりした顔で窓の外を眺めている
「今さら何言ってんだよ」
雨だったり雪だったり、お前と約束した時はいつだってなんか降ってくる
それでも
お前がいればそれだけで
#1日1のわヒロ
何の日 3月29日
マリモの日
「マリモはいいぞ。湖の妖精だ」
「すげーな」
「欲しいなら一つやるぞ」
「いらねーよ」
「弘樹は丸くて緑のものが好きだろ?」
「スイカとマリモを一緒にすんな。それに、」
手にしたワインを空ける
「お前から何かもらうとあいつが怒るんだよ」
#1日1のわヒロ
「マリモはいいぞ。湖の妖精だ」
「すげーな」
「欲しいなら一つやるぞ」
「いらねーよ」
「弘樹は丸くて緑のものが好きだろ?」
「スイカとマリモを一緒にすんな。それに、」
手にしたワインを空ける
「お前から何かもらうとあいつが怒るんだよ」
#1日1のわヒロ
何の日 3月28日
三ツ矢サイダーの日
「おかえりなさい」の言葉とともにひんやりとした唇が触れてきた
「野分、お前何飲んでた?」
「え?」
「サイダーか?」
ペロリと唇を舐めて見上げる
「違ったか?」
「当てて下さい」
もう一度重ねられた唇からするのはどこか懐かしい味
#1日1のわヒロ
「おかえりなさい」の言葉とともにひんやりとした唇が触れてきた
「野分、お前何飲んでた?」
「え?」
「サイダーか?」
ペロリと唇を舐めて見上げる
「違ったか?」
「当てて下さい」
もう一度重ねられた唇からするのはどこか懐かしい味
#1日1のわヒロ
何の日 3月26日
楽聖忌
運命ってもんは礼儀正しく扉をたたいてくるもんだとばかり思っていた
空から降ってきたり、寝ている間に勝手に入ってくるなんて思いもしなかった
まあ、しょうがねぇか
どんなにとんでもないことでも、俺の目の前にお前があらわれるのが運命だというのなら
#1日1のわヒロ
運命ってもんは礼儀正しく扉をたたいてくるもんだとばかり思っていた
空から降ってきたり、寝ている間に勝手に入ってくるなんて思いもしなかった
まあ、しょうがねぇか
どんなにとんでもないことでも、俺の目の前にお前があらわれるのが運命だというのなら
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中