frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2015.03.25
何の日 3月25日
- 2015.03.24
何の日 3月24日
- 2015.03.23
何の日 3月23日
- 2015.03.22
何の日 3月22日
- 2015.03.22
何の日 3月21日
- 2015.03.20
何の日 3月20日
- 2015.03.19
何の日 3月19日
- 2015.03.19
何の日 3月18日
- 2015.03.17
何の日 3月17日
- 2015.03.16
何の日 3月16日
何の日 3月25日
電気記念日
「なぁ…消せよ」
荒い息の合間に訴える言葉を飲み込むように唇を塞ぐ
「野分…電気…」
睨みつけてくる瞳が見たいから
「やだって…言って」
白い肌が朱に染まっていくのを見たいから
「っあ…ヤメろって」
恥ずかしがっている時が一番可愛いから
#1日1のわヒロ
「なぁ…消せよ」
荒い息の合間に訴える言葉を飲み込むように唇を塞ぐ
「野分…電気…」
睨みつけてくる瞳が見たいから
「やだって…言って」
白い肌が朱に染まっていくのを見たいから
「っあ…ヤメろって」
恥ずかしがっている時が一番可愛いから
#1日1のわヒロ
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何の日 3月24日
檸檬忌
俺と変わらない歳で亡くなった作家を偲んで本棚にレモンを置いてみる
爽やかな香りが広がる
「ただいまです」
野分の目がレモンと俺を交互に見る
「ヒロさん?」
恥ずかしくなってレモンを掴んだ俺の手が掴まれる
「オメデタ?」
めでたいのはお前の頭だ
#1日1のわヒロ
俺と変わらない歳で亡くなった作家を偲んで本棚にレモンを置いてみる
爽やかな香りが広がる
「ただいまです」
野分の目がレモンと俺を交互に見る
「ヒロさん?」
恥ずかしくなってレモンを掴んだ俺の手が掴まれる
「オメデタ?」
めでたいのはお前の頭だ
#1日1のわヒロ
何の日 3月23日
世界気象デー
窓に当たる雨の音で目を覚ました
時計に手を伸ばして文字盤を見つめる
今、何時なんだろうか
時計の針が刻む音が響く
俺の中で時間は止まったままなのに
窓の外を見る
アメリカでも雨が降っているんだろうか
あいつも雨の音を聞いているんだろうか
#1日1のわヒロ
窓に当たる雨の音で目を覚ました
時計に手を伸ばして文字盤を見つめる
今、何時なんだろうか
時計の針が刻む音が響く
俺の中で時間は止まったままなのに
窓の外を見る
アメリカでも雨が降っているんだろうか
あいつも雨の音を聞いているんだろうか
#1日1のわヒロ
何の日 3月22日
世界水の日
ペットボトルの水を口に含むと、そっとその唇に重ねた
口の端から零れ落ちた水は顎を伝い、首すじへと垂れていく
ゆっくり開いていく瞼を、震えている睫毛が触れそうな距離で見つめる
「もう少し飲みますか?」
薄茶色の瞳に囁きながら、また唇を重ねた
#1日1のわヒロ
ペットボトルの水を口に含むと、そっとその唇に重ねた
口の端から零れ落ちた水は顎を伝い、首すじへと垂れていく
ゆっくり開いていく瞼を、震えている睫毛が触れそうな距離で見つめる
「もう少し飲みますか?」
薄茶色の瞳に囁きながら、また唇を重ねた
#1日1のわヒロ
何の日 3月21日
ランドセルの日
「草間のランドセルはボロボロだ」
クラスメイトがピカピカの背中を見せびらかせながら言う
「うん。使いやすいよ」
そう言うと僕はまた歩き出した
新しいものなんて欲しくない
いつか僕は僕だけの大切なものをみつける
それまではなにもいらない
#1日1のわヒロ
「草間のランドセルはボロボロだ」
クラスメイトがピカピカの背中を見せびらかせながら言う
「うん。使いやすいよ」
そう言うと僕はまた歩き出した
新しいものなんて欲しくない
いつか僕は僕だけの大切なものをみつける
それまではなにもいらない
#1日1のわヒロ
何の日 3月20日
上野動物園開園記念日
「見ろよ野分」
「見てます」
「可愛いなぁ」
「はい。可愛いです」
「ずっと見ていたいな」
「一生見ててもいいです」
「大袈裟だなー」
「本気です」
「なあ写真撮ってくれよ」
「はい」
「って俺じゃねえっ!パンダだパンダ!」
#1日1のわヒロ
「見ろよ野分」
「見てます」
「可愛いなぁ」
「はい。可愛いです」
「ずっと見ていたいな」
「一生見ててもいいです」
「大袈裟だなー」
「本気です」
「なあ写真撮ってくれよ」
「はい」
「って俺じゃねえっ!パンダだパンダ!」
何の日 3月19日
ミュージックの日
ページをめくる音だけが聞こえる
後ろからそっと抱きしめる
「邪魔すんなよ」
「気にしないで読んで下さい」
ヒロさんの心臓の音が聞こえてくる
俺の心臓の音と重なってくる
それは幸せな音楽
俺はほんの少しだけ回した腕に力を入れた
#1日1のわヒロ
ページをめくる音だけが聞こえる
後ろからそっと抱きしめる
「邪魔すんなよ」
「気にしないで読んで下さい」
ヒロさんの心臓の音が聞こえてくる
俺の心臓の音と重なってくる
それは幸せな音楽
俺はほんの少しだけ回した腕に力を入れた
#1日1のわヒロ
何の日 3月18日
精霊の日
花の色はうつりにけりないたづらに、か
『ヒロさんの泣き顔にほれました』
てことは何だ顔か?顔なのか?
小野小町でさえ寄る年波には勝てなかったってえのに
いや別に俺は女じゃないけど
「ヒロさん?」
「なんだよ」
「いつまで鏡見てるんですか?」
#1日1のわヒロ
花の色はうつりにけりないたづらに、か
『ヒロさんの泣き顔にほれました』
てことは何だ顔か?顔なのか?
小野小町でさえ寄る年波には勝てなかったってえのに
いや別に俺は女じゃないけど
「ヒロさん?」
「なんだよ」
「いつまで鏡見てるんですか?」
#1日1のわヒロ
何の日 3月17日
漫画週刊誌の日
「懐かしいな」
並んでいる雑誌を手に取る
愛とか勇気とか友情とか
自分の力と努力でなんでもできると思っていた
実際はそんなに簡単なものじゃなかったけれど
それでも
「悪ぃ。待たせた」
大切な人を守るためならどんな努力も俺は続ける
#1日1のわヒロ
「懐かしいな」
並んでいる雑誌を手に取る
愛とか勇気とか友情とか
自分の力と努力でなんでもできると思っていた
実際はそんなに簡単なものじゃなかったけれど
それでも
「悪ぃ。待たせた」
大切な人を守るためならどんな努力も俺は続ける
#1日1のわヒロ
何の日 3月16日
財務の日
「契約は全部俺がします」
その宣言通りに野分は俺たちの部屋を用意した
一体いつから準備していたんだろう
それにひきかえ毎月増えていく本の山
「悪ぃ。俺は好きなものに金使ってばっかりだな」
「俺も自分の好きな人のために使ってるんだけです」
#1日1のわヒロ
「契約は全部俺がします」
その宣言通りに野分は俺たちの部屋を用意した
一体いつから準備していたんだろう
それにひきかえ毎月増えていく本の山
「悪ぃ。俺は好きなものに金使ってばっかりだな」
「俺も自分の好きな人のために使ってるんだけです」
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中