frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2015.03.07
何の日 3月6日
- 2015.03.07
何の日 3月5日
- 2015.03.05
何の日 3月4日
- 2015.03.04
3月2日
- 2015.03.02
何の日 3月1日
- 2015.02.28
何の日 2月28日
- 2015.02.27
何の日 2月27日
- 2015.02.26
何の日 2月26日
- 2015.02.25
何の日 2月25日
- 2015.02.24
何の日 2月24日
何の日 3月6日
弟の日
「あいつは弟のことばかり話すんだ」
「んで、お前はそれを聞いて楽しいのか?」
「好きなやつが好きな人の話をしているのを聞くのは悪くない」
「そうか?」
「まあ、弘樹にはわからないかもしれないけどな」
「そーだな」
わからないのはお前のほうだ
#1日1のわヒロ
「あいつは弟のことばかり話すんだ」
「んで、お前はそれを聞いて楽しいのか?」
「好きなやつが好きな人の話をしているのを聞くのは悪くない」
「そうか?」
「まあ、弘樹にはわからないかもしれないけどな」
「そーだな」
わからないのはお前のほうだ
#1日1のわヒロ
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何の日 3月5日
ミスコンテストの日
「絶対ダメですからね」
「いや、だから」
「日本で初めて優勝した人は退学処分になったんですよ」
「落ち着けって」
「もし、そんなことになったら」
「おい、野分」
「しかもその人の名前がヒロ子だなんて」
「そんなもんに出ねーよ!」
#1日1のわヒロ
「絶対ダメですからね」
「いや、だから」
「日本で初めて優勝した人は退学処分になったんですよ」
「落ち着けって」
「もし、そんなことになったら」
「おい、野分」
「しかもその人の名前がヒロ子だなんて」
「そんなもんに出ねーよ!」
#1日1のわヒロ
何の日 3月4日
雑誌の日
「弘樹だから見せるんだ」
それは大切な宝物
本当は知っていた
独り占めしてはいけないことを
みんなに見せるべきものだということを
自分だけが読んでいた物語が雑誌に載った日
それは二人だけの秘密がなくなった日
そして一人の作家がうまれた日
#1日1のわヒロ
「弘樹だから見せるんだ」
それは大切な宝物
本当は知っていた
独り占めしてはいけないことを
みんなに見せるべきものだということを
自分だけが読んでいた物語が雑誌に載った日
それは二人だけの秘密がなくなった日
そして一人の作家がうまれた日
#1日1のわヒロ
3月2日
ミニの日
きっと、みんなが子どもの頃から貰っているものが足りていない
それなのに欲張りな俺はいつもお前から貰ってばかりいる
「野分」
大きな体を小さくして眠る姿を俺は強く抱きしめる
誰よりも愛していると伝わるように
子どもの頃の野分にまで伝わるように
#1日1のわヒロ
きっと、みんなが子どもの頃から貰っているものが足りていない
それなのに欲張りな俺はいつもお前から貰ってばかりいる
「野分」
大きな体を小さくして眠る姿を俺は強く抱きしめる
誰よりも愛していると伝わるように
子どもの頃の野分にまで伝わるように
#1日1のわヒロ
何の日 3月1日
デコポンの日
爽やかな香りに誘われて手に取る
「食べますか?」
「皮剥くのめんどくさくないか?」
「手で剥けますよ」
「へえ、見た目と違うんだな」
硬そうな皮は実は簡単に剥けちゃうし、汁たっぷりで甘い
似ている?
「美味しいですよ」
早く食べたい
#1日1のわヒロ
爽やかな香りに誘われて手に取る
「食べますか?」
「皮剥くのめんどくさくないか?」
「手で剥けますよ」
「へえ、見た目と違うんだな」
硬そうな皮は実は簡単に剥けちゃうし、汁たっぷりで甘い
似ている?
「美味しいですよ」
早く食べたい
#1日1のわヒロ
何の日 2月28日
バカヤローの日
お前が悪いんだ
「ヒロさん」
そんな風に名前を呼ぶから
「なんだよ?」
嬉しそうにみつめるから
「好きです」
平気でそんな言葉を囁くから
本当は俺もちゃんと思っている
「…ばかやろう」
言わなくても笑って抱きしめてくれるお前が悪いんだ
#1日1のわヒロ
お前が悪いんだ
「ヒロさん」
そんな風に名前を呼ぶから
「なんだよ?」
嬉しそうにみつめるから
「好きです」
平気でそんな言葉を囁くから
本当は俺もちゃんと思っている
「…ばかやろう」
言わなくても笑って抱きしめてくれるお前が悪いんだ
#1日1のわヒロ
何の日 2月27日
絆の日
変わらないと知っているから
別に確かめたりはしない
不安に思うこともない
長い時間をかけて育んできたけど
うまく説明できるものでもない
だけど確かにそこにある
「仲いいですよね」
お前はいつもそう言うけれど
「幼なじみってそういうもんだろ?」
#1日1のわヒロ
変わらないと知っているから
別に確かめたりはしない
不安に思うこともない
長い時間をかけて育んできたけど
うまく説明できるものでもない
だけど確かにそこにある
「仲いいですよね」
お前はいつもそう言うけれど
「幼なじみってそういうもんだろ?」
#1日1のわヒロ
何の日 2月26日
脱出の日
「うっせー」
力一杯振り回した腕はかわされ、後ろから抱きしめられる
「嬉しいです」
耳元で囁かれてさらに頭に血が上り、思いっきり蹴りを入れて睨みつける
「さっき言ったことは忘れろっ!」
「はい」
笑顔で頷くこいつからは逃れられやしない
#1日1のわヒロ
「うっせー」
力一杯振り回した腕はかわされ、後ろから抱きしめられる
「嬉しいです」
耳元で囁かれてさらに頭に血が上り、思いっきり蹴りを入れて睨みつける
「さっき言ったことは忘れろっ!」
「はい」
笑顔で頷くこいつからは逃れられやしない
#1日1のわヒロ
何の日 2月25日
夕刊紙の日
自転車のかご一杯に新聞を積んだ少年とすれ違う
そういえばバイト6つもかけもちしながら勉強していたっけ
僅かな時間の隙間を埋めるように会っていたあの頃
今も同じか
「ヒロさん!」
夕焼けの中、駆け寄ってくる笑顔に高鳴る気持ちも変わりはしない
#1日1のわヒロ
自転車のかご一杯に新聞を積んだ少年とすれ違う
そういえばバイト6つもかけもちしながら勉強していたっけ
僅かな時間の隙間を埋めるように会っていたあの頃
今も同じか
「ヒロさん!」
夕焼けの中、駆け寄ってくる笑顔に高鳴る気持ちも変わりはしない
#1日1のわヒロ
何の日 2月24日
南国忌
「宇佐見先生…たしか先生は直森賞を最年少受賞してますよね?」
「ああ、そんなこともあったか」
「なのに、なんでこんなウハウハパッションピンクの本ばかり書いてるんですかね?いい加減やめてもらえませんか?」
「お前が山ほどネタを提供するからだ」
#1日1のわヒロ
「宇佐見先生…たしか先生は直森賞を最年少受賞してますよね?」
「ああ、そんなこともあったか」
「なのに、なんでこんなウハウハパッションピンクの本ばかり書いてるんですかね?いい加減やめてもらえませんか?」
「お前が山ほどネタを提供するからだ」
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中