frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.27
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- 2015.01.25
何の日 1月24日
- 2015.01.23
何の日 1月23日
- 2015.01.23
何の日 1月22日
- 2015.01.23
何の日 1月22日
- 2015.01.23
何の日 1月21日
- 2015.01.23
何の日 1月20日
- 2015.01.23
何の日 1月20日
- 2015.01.23
何の日 1月19日
- 2015.01.18
何の日 1月18日
- 2015.01.18
何の日 1月17日
何の日 1月24日
給食記念日
牛乳を飲んでいると隣の席から箸が伸びてきた
「弘樹、これ」
皿の端に緑色の野菜が乗せられる
「またかよ」
「お願い」
俺はジロリと睨みながらも、黙って口の中に入れる
少し苦いその味が、秋彦から頼まれて食べたときだけは、なぜかほんの少し甘い
#1日1のわヒロ
牛乳を飲んでいると隣の席から箸が伸びてきた
「弘樹、これ」
皿の端に緑色の野菜が乗せられる
「またかよ」
「お願い」
俺はジロリと睨みながらも、黙って口の中に入れる
少し苦いその味が、秋彦から頼まれて食べたときだけは、なぜかほんの少し甘い
#1日1のわヒロ
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何の日 1月23日
電子メールの日
メールを見ている俺の後ろから先輩が覗きこんできた
「『俺も』って何?」
「勝手に見ないで下さい!」
慌てて画面を隠す
「それがそんなに嬉しいのか?」
「はい!」
一人でもう一度メールの文面を確かめる
『ヒロさんが好きです』
『俺も』
#1日1のわヒロ
メールを見ている俺の後ろから先輩が覗きこんできた
「『俺も』って何?」
「勝手に見ないで下さい!」
慌てて画面を隠す
「それがそんなに嬉しいのか?」
「はい!」
一人でもう一度メールの文面を確かめる
『ヒロさんが好きです』
『俺も』
#1日1のわヒロ
何の日 1月22日
カレーの日
「辛すぎないか?」
「美味しいです」
「よかった」
「あの、弘樹さんは食べないんですか?」
「ああ、それは野分のために作ったカレーだから」
「もしかして、弘樹さん辛いの苦手でしたか?」
「そんなことないって」
「弘樹さんっ」
「野分、お前辛い、」
#愛エゴ
「辛すぎないか?」
「美味しいです」
「よかった」
「あの、弘樹さんは食べないんですか?」
「ああ、それは野分のために作ったカレーだから」
「もしかして、弘樹さん辛いの苦手でしたか?」
「そんなことないって」
「弘樹さんっ」
「野分、お前辛い、」
#愛エゴ
何の日 1月22日
何の日 カレーの日
「今日のカレー、いつもより辛いですね」
「だってお前、辛いカレーが好きだろ」
「え?俺、そんなこと言いましたか?」
「違ったか?」
「言ったことないと思うんですけど」
「あ、、それは秋彦の本の野分か」
「ヒロさん?」
「いや!なんでもない」
#1日1のわヒロ
「今日のカレー、いつもより辛いですね」
「だってお前、辛いカレーが好きだろ」
「え?俺、そんなこと言いましたか?」
「違ったか?」
「言ったことないと思うんですけど」
「あ、、それは秋彦の本の野分か」
「ヒロさん?」
「いや!なんでもない」
#1日1のわヒロ
何の日 1月21日
料理の日
年上で綺麗な人
だけど
とても辛そうだった
まだ日が昇らないアパートのドアにそっと鍵を差し込む
寝ている顔を覗きこんでから、俺は台所に立った
「朝ゴハン作りました。よかったらどうぞ」
心は無理でも
この人を少しでも満たしてあげたいと思った
#1日1のわヒロ
年上で綺麗な人
だけど
とても辛そうだった
まだ日が昇らないアパートのドアにそっと鍵を差し込む
寝ている顔を覗きこんでから、俺は台所に立った
「朝ゴハン作りました。よかったらどうぞ」
心は無理でも
この人を少しでも満たしてあげたいと思った
#1日1のわヒロ
何の日 1月20日
玉の輿の日
「ヒロさんの家って立派ですね」
「そうか?」
「それにヒロさん大学の先生だし、俺は玉の輿ですね」
「違うだろ」
「あ!この場合、逆玉ですか?」
「アホ!」
「ヒロさん、何で怒ってるんですか?」
「俺はてめぇの嫁じゃねぇっ」
「そんな」
#1日1のわヒロ
「ヒロさんの家って立派ですね」
「そうか?」
「それにヒロさん大学の先生だし、俺は玉の輿ですね」
「違うだろ」
「あ!この場合、逆玉ですか?」
「アホ!」
「ヒロさん、何で怒ってるんですか?」
「俺はてめぇの嫁じゃねぇっ」
「そんな」
#1日1のわヒロ
何の日 1月20日
玉の輿の日
看護師が野分の腕に手をかけているのが見えた
ボストンバッグを受付に預けると早足で出口に向かう
わかってる
若い医師である野分に選ばれたいと思う人はきっと多い
それでも
「ヒロさん」
後ろから掴んでくる手
この手が俺だけのものであることを願う
#1日1のわヒロ
看護師が野分の腕に手をかけているのが見えた
ボストンバッグを受付に預けると早足で出口に向かう
わかってる
若い医師である野分に選ばれたいと思う人はきっと多い
それでも
「ヒロさん」
後ろから掴んでくる手
この手が俺だけのものであることを願う
#1日1のわヒロ
何の日 1月19日
空気清浄機の日
「やっぱり買った方がいいんじゃねぇのか?」
「必要ないです」
「なんでだよ」
「だって俺、普段ヒロさんに会えないから」
「は?」
「せめてヒロさんがいた部屋の空気をそのまま吸いたいです」
「そ、そんなもん吸う必要ねぇ!」
「じゃあ直接」
#1日1のわヒロ
「やっぱり買った方がいいんじゃねぇのか?」
「必要ないです」
「なんでだよ」
「だって俺、普段ヒロさんに会えないから」
「は?」
「せめてヒロさんがいた部屋の空気をそのまま吸いたいです」
「そ、そんなもん吸う必要ねぇ!」
「じゃあ直接」
#1日1のわヒロ
何の日 1月18日
振袖火事の日
一目見ただけの人を想い続けて死んでいった娘の話を、笑うことなどできやしない
一目惚れは、ある日突然、前触れもなくやってくるものだと知っているから
この恋が叶わなかったら俺はどうなっていたんだろうか?
俺は茶色の髪をそっと腕の中に閉じこめた
#1日1のわヒロ
一目見ただけの人を想い続けて死んでいった娘の話を、笑うことなどできやしない
一目惚れは、ある日突然、前触れもなくやってくるものだと知っているから
この恋が叶わなかったら俺はどうなっていたんだろうか?
俺は茶色の髪をそっと腕の中に閉じこめた
#1日1のわヒロ
何の日 1月17日
防災とボランティアの日
「せっかくの休みなのに悪いな」
「いえ、ヒロさんの安全のためですから」
寝ているヒロさんが本の下敷きになるのは嫌だ
それに本の整理を手伝うと、いつもいいことがある
あった
本の間から出てきた小学生のヒロさんの写真をそっとみつめた
#1日1のわヒロ
「せっかくの休みなのに悪いな」
「いえ、ヒロさんの安全のためですから」
寝ているヒロさんが本の下敷きになるのは嫌だ
それに本の整理を手伝うと、いつもいいことがある
あった
本の間から出てきた小学生のヒロさんの写真をそっとみつめた
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中