frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.28
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- 2015.01.18
何の日 1月8日
- 2015.01.18
何の日 1月7日
- 2015.01.18
何の日 1月6日
- 2015.01.18
何の日 1月5日
- 2015.01.18
何の日 1月4日
- 2015.01.18
何の日 1月3日
- 2015.01.18
何の日 1月2日
- 2015.01.18
何の日 元旦
- 2015.01.18
元旦
- 2015.01.06
12月31日
何の日 1月8日
外国郵便の日
一年間毎日考えていた
どうして何も言わずにいなくなったのか
どうして何も連絡をよこさないのか
そして
俺はお前にとってなんだったのか
どんなに考えても分からなかった答えがここにあった
俺は消印の押されていないエアメールの束を強く抱きしめた
#1日1のわヒロ
一年間毎日考えていた
どうして何も言わずにいなくなったのか
どうして何も連絡をよこさないのか
そして
俺はお前にとってなんだったのか
どんなに考えても分からなかった答えがここにあった
俺は消印の押されていないエアメールの束を強く抱きしめた
#1日1のわヒロ
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何の日 1月7日
爪切りの日
「野分ー、爪切ったほうがいいぞ」
突然、後ろからそう言われて着替えをする手が止まった
慌てて自分の指を確かめる
「、、先輩、これでも長いですか?」
「長いんじゃねーかなー」
そう言った先輩は俺の背中を叩いてニヤリと笑った
「上條さんがな」
#1日1のわヒロ
「野分ー、爪切ったほうがいいぞ」
突然、後ろからそう言われて着替えをする手が止まった
慌てて自分の指を確かめる
「、、先輩、これでも長いですか?」
「長いんじゃねーかなー」
そう言った先輩は俺の背中を叩いてニヤリと笑った
「上條さんがな」
#1日1のわヒロ
何の日 1月6日
色の日
一面真っ白だ
上も下もわからない
寒くてたまらない
「ヒロさん」
名前を呼ばれて目を開ける
「大丈夫ですか?」
漆黒の瞳が目の前にある
温かい
「夢を見ただけだ」
髪の毛に触れる手のひらに身体を寄せていく
温かな漆黒に包まれて俺はまた眠った
#1日1のわヒロ
一面真っ白だ
上も下もわからない
寒くてたまらない
「ヒロさん」
名前を呼ばれて目を開ける
「大丈夫ですか?」
漆黒の瞳が目の前にある
温かい
「夢を見ただけだ」
髪の毛に触れる手のひらに身体を寄せていく
温かな漆黒に包まれて俺はまた眠った
#1日1のわヒロ
何の日 1月5日
イチゴの日
「高橋、これなんだ?」
指差されたテスト用紙を前に高橋美咲は固まっていた
上條の眉間の皺が深くなる
「お前文学なめてんのか?」
「違います」
「じゃあこの答えは何だ?」
「イチゴフェアのせいで」
「は?」
松尾芭蕉の弟子の名前を答えよ
(とちおとめ)
「高橋、これなんだ?」
指差されたテスト用紙を前に高橋美咲は固まっていた
上條の眉間の皺が深くなる
「お前文学なめてんのか?」
「違います」
「じゃあこの答えは何だ?」
「イチゴフェアのせいで」
「は?」
松尾芭蕉の弟子の名前を答えよ
(とちおとめ)
何の日 1月4日
石の日
スベスベした丸い石をそっと手のひらに乗せられた
「草間先生、これあげる」
「いいの?」
「うん。仲良しのしるしだよ」
「ありがとう」
走って行く子どもの後ろ姿を見送る
もらった石はほんのりと温かかった
俺はいつ渡そうか
二人ずっと一緒にいる証を
#1日1のわヒロ
スベスベした丸い石をそっと手のひらに乗せられた
「草間先生、これあげる」
「いいの?」
「うん。仲良しのしるしだよ」
「ありがとう」
走って行く子どもの後ろ姿を見送る
もらった石はほんのりと温かかった
俺はいつ渡そうか
二人ずっと一緒にいる証を
#1日1のわヒロ
何の日 1月3日
瞳の日
頼むからやめてくれ
いつもいつもそうやって
お前、瞬き忘れてねぇか?
そのうちに俺の顔には、きっと穴があいちまうから
もう、いいから
そんなに見つめないで欲しい
吸いこまれてしまいそうになる
その真っ黒な瞳はいつだって俺を落ち着かなくさせる
#1日1のわヒロ
頼むからやめてくれ
いつもいつもそうやって
お前、瞬き忘れてねぇか?
そのうちに俺の顔には、きっと穴があいちまうから
もう、いいから
そんなに見つめないで欲しい
吸いこまれてしまいそうになる
その真っ黒な瞳はいつだって俺を落ち着かなくさせる
#1日1のわヒロ
何の日 1月2日
書き初め
『ヒロさん』と書き終わるとヒロさんが来た
「なんだそれ?」
「書き初めです」
「いや、書いてる言葉、、」
「好きな言葉を書きました」
「却下だ却下!」
半紙の取り合いをしながら俺はヒロさんを抱きしめる
「姫初めも今日ですよ」
「アホか!」
#1日1のわヒロ
『ヒロさん』と書き終わるとヒロさんが来た
「なんだそれ?」
「書き初めです」
「いや、書いてる言葉、、」
「好きな言葉を書きました」
「却下だ却下!」
半紙の取り合いをしながら俺はヒロさんを抱きしめる
「姫初めも今日ですよ」
「アホか!」
#1日1のわヒロ
何の日 元旦
「寒いと思った」
落ちてくる雪に驚いて空を見上げるヒロさんの横顔を見る
「お前が元旦に休みもらったりしたからじゃねぇのか?」
そういえば二人で元旦に初詣に行くのは何年ぶりだろう
「すみません」
手を合わせて願うことはたった一つ
今年もまた二人で
#1日1のわヒロ
落ちてくる雪に驚いて空を見上げるヒロさんの横顔を見る
「お前が元旦に休みもらったりしたからじゃねぇのか?」
そういえば二人で元旦に初詣に行くのは何年ぶりだろう
「すみません」
手を合わせて願うことはたった一つ
今年もまた二人で
#1日1のわヒロ
元旦
「あけましておめでとうございます」
「野分、、、この状況はおかしいだろ?」
「いや、でもヒロさんが除夜の鐘で煩悩を払えって言うから」
「俺で払ったのかお前?アホか!早く離れろって」
「今年もよろしくお願いします」
「だから、お前新年早々なにを、」
「野分、、、この状況はおかしいだろ?」
「いや、でもヒロさんが除夜の鐘で煩悩を払えって言うから」
「俺で払ったのかお前?アホか!早く離れろって」
「今年もよろしくお願いします」
「だから、お前新年早々なにを、」
12月31日
気がつくと年の瀬になっているのはいつものことだけど、少しは正月の準備をしようかと思い立つ
近所の店で買った鏡餅にはオモチャの橙までついていて、苦笑いした
それでも飾るといつもの部屋も違って見える
また野分と二人で新しい年を迎える喜びが素直に伝わることを願った
近所の店で買った鏡餅にはオモチャの橙までついていて、苦笑いした
それでも飾るといつもの部屋も違って見える
また野分と二人で新しい年を迎える喜びが素直に伝わることを願った
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中