frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.28
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- 2015.01.06
何の日 12月30日
- 2015.01.06
何の日 12月29日
- 2015.01.06
何の日 12月28日
- 2015.01.06
何の日 12月27日
- 2015.01.06
何の日 12月26日
- 2015.01.06
何の日 12月25日
- 2015.01.06
何の日 12月24日
- 2015.01.06
12月24日
- 2015.01.06
何の日 12月22日
- 2015.01.06
何の日 12月21日
何の日 12月30日
地下鉄記念日
紙は木でできている
本を詰めた紙袋が両手にくいこむ
突然、地下鉄の中で後ろから紙袋を持たれた
またかよ
俺は思わず睨みつけた
「、、野分」
「手伝います」
「悪い」
並んだ野分の顔をそっと窓越しにみつめる
同じ駅で降りる幸せを感じながら
紙は木でできている
本を詰めた紙袋が両手にくいこむ
突然、地下鉄の中で後ろから紙袋を持たれた
またかよ
俺は思わず睨みつけた
「、、野分」
「手伝います」
「悪い」
並んだ野分の顔をそっと窓越しにみつめる
同じ駅で降りる幸せを感じながら
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何の日 12月29日
シャンソンの日
「俺も歌が歌えたらよかったです」
「そうか?」
「はい。こんな風に歌えたらよかったです」
テレビの画面は恋の歌を歌う人
「歌えないのが残念です」
そう言って抱きしめられる
これ以上伝えられても受け止めきれないほど、俺はもうもらっている
#1日1のわヒロ
「俺も歌が歌えたらよかったです」
「そうか?」
「はい。こんな風に歌えたらよかったです」
テレビの画面は恋の歌を歌う人
「歌えないのが残念です」
そう言って抱きしめられる
これ以上伝えられても受け止めきれないほど、俺はもうもらっている
#1日1のわヒロ
何の日 12月28日
身体検査の日
名前を呼ばれて入るとデカイ白衣の男が座っていた
「はい、じゃあ胸の音聞きますね」
「何やってんだお前?」
「見ての通り、内科検診です」
「てめぇは小児科だろーが」
「他の人になんて任せられませんって、凄い音ですよ?」
「誰のせいだよっ!」
#1日1のわヒロ
名前を呼ばれて入るとデカイ白衣の男が座っていた
「はい、じゃあ胸の音聞きますね」
「何やってんだお前?」
「見ての通り、内科検診です」
「てめぇは小児科だろーが」
「他の人になんて任せられませんって、凄い音ですよ?」
「誰のせいだよっ!」
#1日1のわヒロ
何の日 12月27日
ピーターパンの日
いつまでも子どものままでいられたら
いつまでもこうして一緒にいられるんだろうか?
二人で同じ空を見上げて、同じことを思う日々が、いつまでも続いたらいいのに
だけどいつかは大人になる
同じ場所にはいられない
俺は秘密基地を出て歩き出した
#1日1のわヒロ
いつまでも子どものままでいられたら
いつまでもこうして一緒にいられるんだろうか?
二人で同じ空を見上げて、同じことを思う日々が、いつまでも続いたらいいのに
だけどいつかは大人になる
同じ場所にはいられない
俺は秘密基地を出て歩き出した
#1日1のわヒロ
何の日 12月26日
プロ野球誕生の日
「お前なんかスポーツやってたか?」
テレビを観ながら聞かれた
「いえ。せいぜい体育の授業くらいです」
「もったいねぇ」
「え?」
「せっかくいい体してんのにな」
「いや、そんな、、恥ずかしいです」
「お前なんか勘違いしてねぇか?」
#1日1のわヒロ
「お前なんかスポーツやってたか?」
テレビを観ながら聞かれた
「いえ。せいぜい体育の授業くらいです」
「もったいねぇ」
「え?」
「せっかくいい体してんのにな」
「いや、そんな、、恥ずかしいです」
「お前なんか勘違いしてねぇか?」
#1日1のわヒロ
何の日 12月25日
クリスマス
マグカップにコーヒーを注ぐ
野分とお揃いのマグカップだけれど、あいかわらず一緒に使うことは少ない
今年のクリスマスもまた一緒に過ごすことはできなかった
それでもきちんと心は繋がっていると感じられる
このマグカップのハートのように
二人で一つ
#1日1のわヒロ
マグカップにコーヒーを注ぐ
野分とお揃いのマグカップだけれど、あいかわらず一緒に使うことは少ない
今年のクリスマスもまた一緒に過ごすことはできなかった
それでもきちんと心は繋がっていると感じられる
このマグカップのハートのように
二人で一つ
#1日1のわヒロ
何の日 12月24日
クリスマスイブ
特別な日だなんて思ってない
俺はキリスト教徒でもないしそんなイベントで浮かれる歳でもない
だけど
『ヒロさん、メリークリスマスです。俺はこれから津森先輩と夜勤です』
なんだこのメール
仕方ねえから着替えでも持って行ってやる
着替えだけな
#1日1のわヒロ
特別な日だなんて思ってない
俺はキリスト教徒でもないしそんなイベントで浮かれる歳でもない
だけど
『ヒロさん、メリークリスマスです。俺はこれから津森先輩と夜勤です』
なんだこのメール
仕方ねえから着替えでも持って行ってやる
着替えだけな
#1日1のわヒロ
12月24日
クリスマスイブ
「今年も俺とで悪かったな」
廊下を歩きながら津森先輩が笑う
「先輩こそイブなのにいいんですか?」
「約束なんてムリ」
俺も諦めるべきなんだろうか?
だけど
待合室に立っているコートの姿
「走るんじゃねぇ」
赤い顔で叱る人の元へと走る
#1日1のわヒロ
「今年も俺とで悪かったな」
廊下を歩きながら津森先輩が笑う
「先輩こそイブなのにいいんですか?」
「約束なんてムリ」
俺も諦めるべきなんだろうか?
だけど
待合室に立っているコートの姿
「走るんじゃねぇ」
赤い顔で叱る人の元へと走る
#1日1のわヒロ
何の日 12月22日
冬至の日
ソファーの上で固まった身体を伸ばし本を閉じる
今夜も会えそうにない
鞄から出した柚子を手に浴室へと向かった
ぷかぷかと浮かぶ柚子をつついていると突然ドアが開いた
「ただいまです」
俺は湯気の向こうに見える笑顔にお湯と声をかけた
「おかえり」
#1日1のわヒロ
ソファーの上で固まった身体を伸ばし本を閉じる
今夜も会えそうにない
鞄から出した柚子を手に浴室へと向かった
ぷかぷかと浮かぶ柚子をつついていると突然ドアが開いた
「ただいまです」
俺は湯気の向こうに見える笑顔にお湯と声をかけた
「おかえり」
#1日1のわヒロ
何の日 12月21日
回文の日
「ヒロさんは、回文とか得意ですか?」
「急にどうした?」
「子どもたちで流行ってるんですけど、俺、イカの会っていうのしか思いつかなかったんです」
「なんだそれ?ちょっと待て、浮かんだぞ」
「教えて下さい」
「津森海苔持つ」
「それは嫌です」
#1日1のわヒロ
「ヒロさんは、回文とか得意ですか?」
「急にどうした?」
「子どもたちで流行ってるんですけど、俺、イカの会っていうのしか思いつかなかったんです」
「なんだそれ?ちょっと待て、浮かんだぞ」
「教えて下さい」
「津森海苔持つ」
「それは嫌です」
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中