frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.28
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- 2014.12.17
何の日 12月12日
- 2014.12.17
何の日 12月11日
- 2014.12.17
#何の日 12月10日
- 2014.12.17
何の日 12月8日
- 2014.12.17
何の日 12月7日
- 2014.12.07
何の日 12月6日
- 2014.12.06
何の日 12月5日
- 2014.12.05
何の日 12月4日
- 2014.12.04
何の日 12月3日
- 2014.12.03
何の日 12月2日
何の日 12月12日
漢字の日
「上條、お前さ、今年の漢字はあれか?」
「あれって、なんですか?」
「『病』だろ」
「教授、俺、そんなに病気になってませんけど」
「いやほら、お前の場合、違う意味の病院通いとか?まあ、言ってみれば恋の病か?」
「教授は今年も『忍』ですね」
「上條、お前さ、今年の漢字はあれか?」
「あれって、なんですか?」
「『病』だろ」
「教授、俺、そんなに病気になってませんけど」
「いやほら、お前の場合、違う意味の病院通いとか?まあ、言ってみれば恋の病か?」
「教授は今年も『忍』ですね」
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何の日 12月11日
胃腸の日
「ヒロさん、食べないんですか?」
「お前見てるだけで腹いっぱいだよ」
「そうですか?」
野分は三杯目のラーメンを食べている
「お前よく平気だな」
「心配しなくても大丈夫ですよ」
「何がだ?」
「ヒロさんは別腹なんで」
「俺は食いもんじゃねえ」
「ヒロさん、食べないんですか?」
「お前見てるだけで腹いっぱいだよ」
「そうですか?」
野分は三杯目のラーメンを食べている
「お前よく平気だな」
「心配しなくても大丈夫ですよ」
「何がだ?」
「ヒロさんは別腹なんで」
「俺は食いもんじゃねえ」
#何の日 12月10日
ノーベル賞授与式
あの人はいつか貰うかもしれない
世界中の人から認められる作品を書く人
「ヒロさんこれから仕事ですか?」
「ああ、秋彦の下読み」
そんな人から信頼されている人がここにいる
俺は追いつくことができるんだろうか?
それでも俺は追いかけていく
あの人はいつか貰うかもしれない
世界中の人から認められる作品を書く人
「ヒロさんこれから仕事ですか?」
「ああ、秋彦の下読み」
そんな人から信頼されている人がここにいる
俺は追いつくことができるんだろうか?
それでも俺は追いかけていく
何の日 12月8日
針供養の日
「それ捨てるなよ」
折れた針を手にした野分が立ち止まる
「もう使えませんよ」
「ちゃんと供養してやるもんだ」
「初めて聞きました」
「うちではやってたぞ」
突然クスクスと野分が笑う
「んだよ?」
「なんだか夫婦みたいです」
「うっせえ」
「それ捨てるなよ」
折れた針を手にした野分が立ち止まる
「もう使えませんよ」
「ちゃんと供養してやるもんだ」
「初めて聞きました」
「うちではやってたぞ」
突然クスクスと野分が笑う
「んだよ?」
「なんだか夫婦みたいです」
「うっせえ」
何の日 12月7日
クリスマスツリーの日
「だから、それは違うって」
毎年野分は願い事を書いた短冊をつるす
「サンタさんが叶えてくれます」
「さすが小児科だよ。だいたい毎年同じ願い事ってなんだよ」
「これしか願いはありません」
『ヒロさんとずっと一緒にいられますように』
「だから、それは違うって」
毎年野分は願い事を書いた短冊をつるす
「サンタさんが叶えてくれます」
「さすが小児科だよ。だいたい毎年同じ願い事ってなんだよ」
「これしか願いはありません」
『ヒロさんとずっと一緒にいられますように』
何の日 12月6日
音の日
本から顔を上げると野分が立っていた
「ただいまです」
俺の耳は突然たくさんの音を拾い始める
洗面所へと歩く足音
着替えを出す音
小さく溜息をついて本を閉じた
「邪魔しちゃいましたか?」
お前がうるさい訳じゃない
響いているのは自分の心臓の音だから
本から顔を上げると野分が立っていた
「ただいまです」
俺の耳は突然たくさんの音を拾い始める
洗面所へと歩く足音
着替えを出す音
小さく溜息をついて本を閉じた
「邪魔しちゃいましたか?」
お前がうるさい訳じゃない
響いているのは自分の心臓の音だから
何の日 12月5日
バミューダトライアングルの日
研究室のドアが開いた
立っているのは例の大学生
舞い上がる埃の中
俺の上に被さっていた教授が慌てて追いかけていく
雪崩を起こした本の中
この研究室の資料がなくなるのは
魔の三角地帯でもあるせいなのか?
俺はため息をついた
研究室のドアが開いた
立っているのは例の大学生
舞い上がる埃の中
俺の上に被さっていた教授が慌てて追いかけていく
雪崩を起こした本の中
この研究室の資料がなくなるのは
魔の三角地帯でもあるせいなのか?
俺はため息をついた
何の日 12月4日
血清療法の日
「はい終わりです」
止めていた息を吐いた
「上條さん、たかがインフルエンザの予防接種でそんな顔しなくても」
「うるさい」
「それと今夜は激しい運動は控えて下さいね」
「はぁ?」
「先輩。俺、夜勤だからそれは大丈夫です」
「てめぇも黙れ!」
「はい終わりです」
止めていた息を吐いた
「上條さん、たかがインフルエンザの予防接種でそんな顔しなくても」
「うるさい」
「それと今夜は激しい運動は控えて下さいね」
「はぁ?」
「先輩。俺、夜勤だからそれは大丈夫です」
「てめぇも黙れ!」
何の日 12月3日
カレンダーの日
気がつくと最後の1枚になっていた
あっという間だった
書いた予定は予定というよりは、まるで願い事のように流れていく
今年も叶うことは少なかった
それでも
あのとき一人で過ごした1年に比べたら
残りわずかな今年を
大切にしたいと願った
気がつくと最後の1枚になっていた
あっという間だった
書いた予定は予定というよりは、まるで願い事のように流れていく
今年も叶うことは少なかった
それでも
あのとき一人で過ごした1年に比べたら
残りわずかな今年を
大切にしたいと願った
何の日 12月2日
日本人宇宙飛行記念日
星空を見上げる
「なあ、もし山さんが宇宙飛行士に憧れてなかったら俺たち」
ロケットがヒロさんへと飛ばなければ会えなかった?
「そんなことはありません」
「野分?」
「俺は、必ずヒロさんを見つけてます」
きっと会うことは決まっていた
星空を見上げる
「なあ、もし山さんが宇宙飛行士に憧れてなかったら俺たち」
ロケットがヒロさんへと飛ばなければ会えなかった?
「そんなことはありません」
「野分?」
「俺は、必ずヒロさんを見つけてます」
きっと会うことは決まっていた
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中