frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 何の日2014~2015」の記事一覧
- 2024.11.25
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- 2015.10.17
何の日 10月16日
- 2015.10.16
何の日 10月15日
- 2015.10.15
何の日 10月14日
- 2015.10.14
何の日 10月13日
- 2015.10.14
何の日 10月12日
- 2015.10.12
何の日 10月11日
- 2015.10.11
何の日 10月10日
- 2015.10.09
何の日 10月9日
- 2015.10.09
何の日 10月8日
- 2015.10.07
何の日 10月7日
何の日 10月16日
ボスの日
「俺を癒せー」
「いいですよ」
「えっ?」
「何をしましょうか?」
「上條…お前どーした?」
「どうもしませんよ」
「何かあったのか?」
「なんでもありませんって」
「絶対おかしい。医者に診てもらったほうが」
「いいかげんにして下さい!」
#1日1のわヒロ
「俺を癒せー」
「いいですよ」
「えっ?」
「何をしましょうか?」
「上條…お前どーした?」
「どうもしませんよ」
「何かあったのか?」
「なんでもありませんって」
「絶対おかしい。医者に診てもらったほうが」
「いいかげんにして下さい!」
#1日1のわヒロ
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何の日 10月15日
きのこの日
「箱入り…」
「そんなの食ってもたいしたことねーよ」
「そうなんですか?」
「諺にもあるだろ。香り松茸味しめじって。香りだけだ」
「やっぱりヒロさんはすごい人です」
「んだよ急に」
「香りだけじゃなく食べても美味しいなんて」
「黙れバカ」
#1日1のわヒロ
「箱入り…」
「そんなの食ってもたいしたことねーよ」
「そうなんですか?」
「諺にもあるだろ。香り松茸味しめじって。香りだけだ」
「やっぱりヒロさんはすごい人です」
「んだよ急に」
「香りだけじゃなく食べても美味しいなんて」
「黙れバカ」
#1日1のわヒロ
何の日 10月14日
鉄道の日
カーテンを引いた座席で握りしめられた手の熱さに顔が赤くなった
そっと唇が重ねられ腕の中に包みこまれる
「俺、嬉しいです」
レールの振動と互いの心臓の音が溶け合い、心地よいリズムを刻んでいく
二人の初めての旅を乗せて、寝台列車は最後の旅に出た
#1日1のわヒロ
カーテンを引いた座席で握りしめられた手の熱さに顔が赤くなった
そっと唇が重ねられ腕の中に包みこまれる
「俺、嬉しいです」
レールの振動と互いの心臓の音が溶け合い、心地よいリズムを刻んでいく
二人の初めての旅を乗せて、寝台列車は最後の旅に出た
#1日1のわヒロ
何の日 10月13日
引越しの日
この部屋で俺はいつだって待ってばかりいた
ふらりと避難してくる幼馴染を
通い猫のように訪れる恋人を
…もう誰も待たない
捨てられなかったパンダの人形を握りしめる
愛されたくて泣いた時間と愛されて泣いた時間を封じ込めるようにドアを閉めた
#1日1のわヒロ
この部屋で俺はいつだって待ってばかりいた
ふらりと避難してくる幼馴染を
通い猫のように訪れる恋人を
…もう誰も待たない
捨てられなかったパンダの人形を握りしめる
愛されたくて泣いた時間と愛されて泣いた時間を封じ込めるようにドアを閉めた
#1日1のわヒロ
何の日 10月12日
芭蕉忌
「あー俺も旅に出たいなぁ」
「どーぞ」
「いいのか?」
「たしか巻物が一つ見当たらないって言ってましたよね」
「あーあれな」
「二泊三日の樹海の旅にご招待しますよ教授」
「…一人で?」
「当然です」
「やだー俺はかわいい弟子と一緒がいいー」
#1日1のわヒロ
「あー俺も旅に出たいなぁ」
「どーぞ」
「いいのか?」
「たしか巻物が一つ見当たらないって言ってましたよね」
「あーあれな」
「二泊三日の樹海の旅にご招待しますよ教授」
「…一人で?」
「当然です」
「やだー俺はかわいい弟子と一緒がいいー」
#1日1のわヒロ
何の日 10月11日
ウインクの日
「どうしました?」
「いやお前の先輩っていつもあんな感じなのか?」
「何かされたんですか?」
「俺は何もされてねーよ、ただ」
「ただ?」
「患者にウインクしてたぞ」
「なあんだ」
「それだけか?」
「ヒロさんにじゃなきゃいいです」
#1日1のわヒロ
「どうしました?」
「いやお前の先輩っていつもあんな感じなのか?」
「何かされたんですか?」
「俺は何もされてねーよ、ただ」
「ただ?」
「患者にウインクしてたぞ」
「なあんだ」
「それだけか?」
「ヒロさんにじゃなきゃいいです」
#1日1のわヒロ
何の日 10月10日
目の愛護デー
目はいいはずなのに
「野分ー、上條さん来てるぞー」
どうしていつも先輩の方が先に見つけてしまうんだろう
「ありがとうございます」
それでも
「お前近いって、アホ!」
この人のこの瞳をこの距離で見つめることができるのは俺だけの特権
#1日1のわヒロ
目はいいはずなのに
「野分ー、上條さん来てるぞー」
どうしていつも先輩の方が先に見つけてしまうんだろう
「ありがとうございます」
それでも
「お前近いって、アホ!」
この人のこの瞳をこの距離で見つめることができるのは俺だけの特権
#1日1のわヒロ
何の日 10月9日
世界郵便デー
初めて見る消印
帰国を知らせる文字
待ってなんかいない
迎えになんていかない
お前なんて知らねぇ
帽子を深く被り直す
到着のアナウンスが流れる
俺は握りしめた葉書をポケットにつっこむと立ち上がった
一年分の気持ちをお前に伝えるために
#1日1のわヒロ
初めて見る消印
帰国を知らせる文字
待ってなんかいない
迎えになんていかない
お前なんて知らねぇ
帽子を深く被り直す
到着のアナウンスが流れる
俺は握りしめた葉書をポケットにつっこむと立ち上がった
一年分の気持ちをお前に伝えるために
#1日1のわヒロ
何の日 10月8日
骨と関節の日
掴んだ手首は細くなっていた
抱きしめた身体の硬く冷たい感触に、この人を一年も一人にしていたことを悔やみ、そして、一人でいてくれたことを喜んだ
早く温めてあげたい
温めてもらいたい
俺たちは身体中がばらばらになりそうなほど強く抱き合った
#1日1のわヒロ
掴んだ手首は細くなっていた
抱きしめた身体の硬く冷たい感触に、この人を一年も一人にしていたことを悔やみ、そして、一人でいてくれたことを喜んだ
早く温めてあげたい
温めてもらいたい
俺たちは身体中がばらばらになりそうなほど強く抱き合った
#1日1のわヒロ
何の日 10月7日
ミステリー記念日
「推理小説は読まないんですか?」
「お前だけで十分だ」
「何がですか?」
俺なんかのどこが好きなのかと
「なんでもねぇ」
聞かなくても
「ヒロさんは可愛いです」
欲しい答えをくれる
「わけわかんねぇ」
人生最大の謎はきっと最大の喜び
#1日1のわヒロ
「推理小説は読まないんですか?」
「お前だけで十分だ」
「何がですか?」
俺なんかのどこが好きなのかと
「なんでもねぇ」
聞かなくても
「ヒロさんは可愛いです」
欲しい答えをくれる
「わけわかんねぇ」
人生最大の謎はきっと最大の喜び
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中