frown
当ブログ、「frown 」は二次創作テキストブログです。 純情エゴイストが好きすぎて、その想いをひたすら吐き出しております。 女性向け、同人・BL要素が含まれておりますので、閲覧の際には何卒ご注意ください。 原作者、版権元、など公式のものとは一切関係ありません。 ブログ内の文章の無断転載・引用はお断りします。
カテゴリー「エゴ 140ss」の記事一覧
- 2024.11.25
[PR]
- 2015.11.05
「時間がない」から始まるss
- 2015.10.10
ここからはじまる
- 2015.09.14
喋っちゃだめだよ
- 2015.09.11
あたためてください
- 2015.09.08
テストに出ます!
- 2015.09.05
スポーツの秋
- 2015.09.05
子どものように拗ねる
- 2015.09.03
到来
- 2015.09.03
巡る
- 2015.09.01
秋の始まり
「時間がない」から始まるss
- 2015/11/05 (Thu)
- エゴ 140ss |
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「時間がないって」
もがくスーツ姿を包みこんだ
「少しだけ」
会えない時間はイヤになる程あるのに、顔を見る時間さえ作れはしない
それでもこの一瞬が
俺を誰よりも幸せにしてくれる
もう一度だけ強く抱きしめる
そっと背中にまわされた手の温もりがゆっくりと伝わる朝
#1日1のわヒロ
もがくスーツ姿を包みこんだ
「少しだけ」
会えない時間はイヤになる程あるのに、顔を見る時間さえ作れはしない
それでもこの一瞬が
俺を誰よりも幸せにしてくれる
もう一度だけ強く抱きしめる
そっと背中にまわされた手の温もりがゆっくりと伝わる朝
#1日1のわヒロ
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ここからはじまる
- 2015/10/10 (Sat)
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いつもの癖でインターフォンを鳴らして苦笑いをする
自分の鍵でドアを開ける
積まれたダンボールの横にヒロさんが立っていた
「えっと、ただいま、です」
噛みしめるようにゆっくりと伝える
「おかえり…」
ただいまがこんなに嬉しい言葉だったなんて知らなかった
#1日1のわヒロ
自分の鍵でドアを開ける
積まれたダンボールの横にヒロさんが立っていた
「えっと、ただいま、です」
噛みしめるようにゆっくりと伝える
「おかえり…」
ただいまがこんなに嬉しい言葉だったなんて知らなかった
#1日1のわヒロ
喋っちゃだめだよ
- 2015/09/14 (Mon)
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「こんなとこで…」
顔を見た途端に物陰に引きずり込み、抗議の声ごと飲み込んだ
柔らかい熱を感じてようやく生き返っていく
真っ赤になった顔ごと抱きしめた時、小さな瞳と目が合った
人差し指を立ててそっとナイショの合図を送る
俺は言い訳を考えながら、もう一度抱きしめた
#1日1のわヒロ
顔を見た途端に物陰に引きずり込み、抗議の声ごと飲み込んだ
柔らかい熱を感じてようやく生き返っていく
真っ赤になった顔ごと抱きしめた時、小さな瞳と目が合った
人差し指を立ててそっとナイショの合図を送る
俺は言い訳を考えながら、もう一度抱きしめた
#1日1のわヒロ
あたためてください
- 2015/09/11 (Fri)
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「寒い」
小さな声で呟く背中を抱きしめる
冷えた身体から感じる幸せな重み
本当にあたためてもらっているのは俺の方だ
胸の奥にひたひたと音を立てて沁みこんでいく
ゆっくりとゆっくりと
どこまでもどこまでも
貰っても貰っても足りなくて
抱きしめる腕に力を込める
#1日1のわヒロ
小さな声で呟く背中を抱きしめる
冷えた身体から感じる幸せな重み
本当にあたためてもらっているのは俺の方だ
胸の奥にひたひたと音を立てて沁みこんでいく
ゆっくりとゆっくりと
どこまでもどこまでも
貰っても貰っても足りなくて
抱きしめる腕に力を込める
#1日1のわヒロ
テストに出ます!
- 2015/09/08 (Tue)
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【エゴ騒動(えごそうどう)】
エゴの流通量の減少や価格高騰によってエゴの民がエゴを入手しづらくなることが要因となって起こる、騒ぎなどのことである。
騒ぎをなくすには主食であるエゴの安定した供給が必要である。
エゴの流通量の減少や価格高騰によってエゴの民がエゴを入手しづらくなることが要因となって起こる、騒ぎなどのことである。
騒ぎをなくすには主食であるエゴの安定した供給が必要である。
スポーツの秋
- 2015/09/05 (Sat)
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「お前ってさ、ガキの頃なんかスポーツやってたのか?」
「いえ、特には」
「ふーん…」
「ヒロさんは?」
「俺は、水泳と剣道かな」
「ああ、それで…」
「何が?」
「姿勢がいいなぁと思ってました」
「そうか?お前こそ、なんにもしてねぇのにやけにいい身体して…」
#1日1のわヒロ
「いえ、特には」
「ふーん…」
「ヒロさんは?」
「俺は、水泳と剣道かな」
「ああ、それで…」
「何が?」
「姿勢がいいなぁと思ってました」
「そうか?お前こそ、なんにもしてねぇのにやけにいい身体して…」
#1日1のわヒロ
子どものように拗ねる
- 2015/09/05 (Sat)
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「どうせガキみてぇだって思ってんだろ」
「思ってないですよ」
「嘘つけ」
「ヒロさん」
振り払ったはずの手が絡めとられる
「子どもだなんて思ってたらこんなことしません」
「離せ」
「離しません」
「…生意気だ」
包まれた温かさに心と身体がゆっくりと解けていった
#1日1のわヒロ
「思ってないですよ」
「嘘つけ」
「ヒロさん」
振り払ったはずの手が絡めとられる
「子どもだなんて思ってたらこんなことしません」
「離せ」
「離しません」
「…生意気だ」
包まれた温かさに心と身体がゆっくりと解けていった
#1日1のわヒロ
到来
- 2015/09/03 (Thu)
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冷えた空気と秋の虫の声を感じながら目を開ける
薄暗い朝日の中、背中に温もりを感じてそっと寝返りを打った
いつの間にもぐりこんでくれたんだろう
あどけなく眠る顔を薄茶色の髪の毛ごとそっと抱きしめる
暖めてあげられる季節の訪れを喜びながら、俺はもう一度目を閉じた
#1日1のわヒロ
薄暗い朝日の中、背中に温もりを感じてそっと寝返りを打った
いつの間にもぐりこんでくれたんだろう
あどけなく眠る顔を薄茶色の髪の毛ごとそっと抱きしめる
暖めてあげられる季節の訪れを喜びながら、俺はもう一度目を閉じた
#1日1のわヒロ
巡る
- 2015/09/03 (Thu)
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「急に涼しくなったな」
「そうですね」
ネクタイを締める手元を見つめる
海にも山にも、どこにも行くことなく、また暑い夏が終わった
「今日は休みなのか?」
「はい。ヒロさんは」
「…早く帰れると思う」
赤くなった顔ごと、夏の終わりと秋の始まりを抱きしめた
#1日1のわヒロ
「そうですね」
ネクタイを締める手元を見つめる
海にも山にも、どこにも行くことなく、また暑い夏が終わった
「今日は休みなのか?」
「はい。ヒロさんは」
「…早く帰れると思う」
赤くなった顔ごと、夏の終わりと秋の始まりを抱きしめた
#1日1のわヒロ
プロフィール
HN:
さるり
性別:
女性
自己紹介:
ヒロさん溺愛中